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続けることは、その人の美学なんだな

滋賀やら丹後やら渋谷を行き来し、その現場現場で仲間たちと何かを作る。バタバタと東京からの終電新幹線に飛び乗って真っ黒な風景を眺めながら心の中で一人ずつ思い出す。

そんなことをしていると、ある共通項が見えてくる。
誰も彼もが「ずっとその行為を続けている」ということ。
諦めず、折れず、いや折れてもまた補強してるんだろうな、僕らの見えないところで。それでもその道をぶらさず歩いてきてる人たちだらけだ。

別にジョブチェンジが悪いとは一切思わない。
むしろ、周りにいる仲間たちは、これしかないというものに出会えた幸運に恵まれているのかもしれない。僕もそうだ。これだけで20年やれているわけだし、それはもう奇跡に近いし愛より愛だ。

よく若い人が人生の相談に来る。
このようなものが見つからないという嘆きであるが、嘆いている間は難しいのだろうと思った。「気づいたらこれしかなかった」という言い方が正しいだろう。できることは、僕にはこれしかなかった。

なので、今後アドバイスするなら、今日いますぐにでも明日も明後日も明明後日もあなたができることはなにか、やりたいことはなにかを問おう。
それが対話であればその先に自分にしかないものがあるだろうし、文章を書くでもそうなのだろう。もっと宝物みたいなピカピカしたものと出会うと思っている人が多いが、なんとも地味なものだ。

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