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🍺ビールに代わる日記🍺

プランナーとして考え続ける日々や経営しながら苦悩する日々をつらつらと書いていきます。読者の質問には全て答えていこうと思っています。 頻度:最低週1回(月4本更新〜) 対象:幅広く…
このマガジンを購読すると時々心が楽になったり、スーパーどうでもいい日記もあるんですが回り回って松倉…
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#仕事

【全文公開記事】「初動の読解力」がすべてを決める

どの仕事においても「初動の読解力」が結果を大きく決めると感じる。 それはなんぞや?と思うからもしれないが、依頼内容を把握してタスクを分解して、オーダーに答えるというのが一般的だが、依頼内容を俯瞰して、その背景に潜む情報化されていない背景を読み解く力というのが「初動の読解力」だ。 これはとてもシンプルな例えだが、もしあなたが何かしらの悩みを抱えている。それを友人に相談する。友人は相談された内容を噛み砕いて課題個々にアドバイスをする。これは割と普通のことだ。 しかし、良き友人

自分のリズムでいきましょう

誰もいない大浴場。いや、大浴場というより中浴場くらい。 目黒のドーミーイン。夜の12時。 42歳のおじさんがひとり風呂に浮いている。 東京出張で定宿としているホテルがまさかの満室だった。 コロナ禍でも価格を変えずに出張人を支えてきた信頼のホテル。 「松倉様、本日のチェックインは何時ごろを予定されてますか?(23時過ぎ)」の連絡にベロベロで楽しくなりすぎた私は「先が見えません!」と答えると「お楽しみください(笑)」と返してくれる良いホテルだ。 スタッフが満室な定宿に変わりと

楽しい方へ、手のなる方へ

ガバッと起きて、時計を見ると8時。ここどこだっけ。あ、自宅か。 ウトウトしてビクッと起きる。ここどこだっけ。あ、福井に向かってる電車だった。 のそーり起きて暗闇の中。ここどこだ。事務所で寝ていた。時計は4:44。不吉やな。 うぅ…とうなってカーテンを開ける。大都会。あ、ここ渋谷か。 目覚めはいい方。起きていつもこれになる。良いのか悪いのか、移動し続ける日々の人間には、この手の寝起きが普通になる。一番最悪だったのは、品川で新幹線に乗り、京都を目指しているはずが起きたら福岡だっ

自分に期待しすぎるのは美しい毒ではなく、非常に醜い猛毒だ。

丹後海辺を走り、福井の山沿いのホテルを歩き、京都で対談をする。 慌ただしい先週を超えれたと思いきや、明日から東京出張で数日滞在する。 田舎やら都会やらを行き来して、休めるのは道中だけだ。 移動が多いと疲労は溜まるが、思考は捗る。 動くたびに新しい相談が増え、デスクでの時間を占有していく。 時折訪れる空白で虚無のように休み惚ける。 忙しいと休むことが上手になる。 アトリエにこもり、黙々と仕事をする。 会社のことやプロジェクトのアイデア。時間は足りない。限られた時間の中で最大

【全文公開記事】土を耕さなければ!

あっという間に11月だ。こわい。まだTシャツなのも怖い。 先日、ふとポストしたこちら。不定期連載が決定しました。 リアクションくれた人ありがとう。 これからフォームを作って相談回答をどんどんしていこうと思います。 もうしばしお待ちください。 そして、こんな投稿も。新しいパートナー探しの旅が始まっています。 自薦・他薦問わずなので是非よろしくです。 さて、いつもの日記モードに戻ります。 10月は今までの忙しさが嘘のように休めた。今年入って初めて二日休めた日があったり、社

【全文公開記事】他人に左右されない時間管理

もうこの1年くらい大変だった。仕事が忙しくなることはいいことだが、もはや自分のペースではなく目の前に起きることをやっつけてくしか前に進まない状態が続いていた。結果、前期は弊社でも最高売上を記録したのだが、この状態が長く続くことは松倉の死を意味する。 僕がデスマーチだと会社もデスマーチになる。 期末と期初の間を縫って、まずは自分自身の課題改善に動いていた。 テーマは「自分のペースを死ぬ気で守れ」だ。僕自身や会社に期待されていることが他人ペースだと完璧なものができない。何かを変

どうしようもない時間の貴重さ

目を覚ますたびに今どこにいるんだ? 今日は何があるんだ?とスマホを覗く日々。 8月に入れば少しは落ち着くかな。 ホテルで銀行振込処理をしながら、どこにいても仕事ができてしまう時代を呪う。 仕事柄、やたら電波のない場所や移動中の時にオンラインに繋がりようがなくお手上げになる瞬間が好きだ。文明の敗北。物理的にどうしようもない状態は、偶然生まれた小休止スポット。 これはどうしようもない。森でも海でも湖でも眺めますか。と割り切って過ごす時間は人間本来のあり方を思い出させてくれる。

他人のリズムに踊らされるな

決算月につき仕事より経営作業が圧倒的に多い6月。 先日、無事に41歳の誕生日を迎え、本厄に突入。なんだか全然調子がいい。というかバリバリ元気で仕事も順調だ。なんというか、いつこの概念が生まれたのか知らないが、はるか昔に生まれた厄年という概念は当時の日本人の寿命から考えると統計的に色々変化が多かったからなのだろうか。 いまだにTシャツ、ハーフパンツで過ごしているおじさんなんか当時はいなかっただろうし、時代は変わったのだ。もしかするともう少し先に厄年的な大変なことが時差を持って発

15年後も現場にいようね

朝からぶっ通しでmtgを重ねて気づけば16時を過ぎている。 丹後ツアー二泊三日から、パンパンのスケジュールを超え、滋賀撮影二泊三日で、疲労以前に日焼けがすごい。一足どころか二足ほど早く夏を過ごし、昨日の銭湯で台風1号が発生したと夏の最先端を走っている感触がある。 丹後ツアーでは、育ち悩んでいた若い子がものすごい成長をしていて感動した。自分には何もない的な悩みだったのに彼女らしい強みでしっかり意思を持ち言葉を放っていた。目を逸らさず良い意味で大人のうまさというものがない純粋な

写るんですと京都とナミビア

東京出張から戻った体は早々に睡魔に飲まれて謎に朝の5時に目覚める。 疲れを取らないと…としっかり銭湯にも行き、すとんと布団に入った瞬間に布団に入った音と同じストンで眠りについていた。 朝起きると鳥たちがやたら嬉しそうに鳴いていた。 いつもの気だるい鳩のデデポーポーではなく、雀たちの嬉々とした鳴き声。めっちゃいい朝やーんと思って時計をみたらまだ5時だ。22時前には布団にいたので確かにそれなりには寝ている。あきらめて財務処理など地味めな仕事をマイペースにこなす。 子供達が学校

2週間の地獄と成長

4月の頭から続いた追い込み時期が終わりをつげた。昨日大きなプレゼンを終え、結果を待つのみ。ふぅーと椅子にもたれかかってこの2週間ほどを振り返る。だいぶ心と体を追い込んだ。しかし、向き合うべきテーマだった。どのような結果でも後悔はない。伝えたいことはまっすぐ伝えた。 プレゼンを終えて質疑応答がいくつか。2週間の思考の凝縮を1時間で理解するのは難しいだろうと思う。琴線に触れるかどうか。確かに触れたなと感じたのが一人涙くんでいたことだ。よかった。彼には伝わった。 自分ですら、ま

新たな門出に、嘘が一つもない話を。

4月1日。嘘をついて良い日に、しっかり本当の話をしよう。 今日の日記は、期待と不安にがないまぜになった若者へ捧げる。 社会人になったのは約20年前。大学生になったのは24年前となる。 目が眩むほどの昔の話だ。当時と今とでは様々なことが違うだろう。 大学生でも、社会人でも、20年前と変わらぬことがあるとすれば「わからない」ということにたくさんぶち当たるということだと思う。 大学生であれば、全くの見ず知らずの人たちに一斉に出会う。 高校まではなし崩し的にクラスの誰かと仲良くな

「決める力」を養う

寒い時期が終わり、春が訪れる頃、だいたい毎年のように「ひとり経営会議」と題して旅に出る。役員は僕だけなので致し方ない。視察しておくべきホテルや宿、レストラン、施設を目掛けて出来るだけ今まで足を踏み入れてない土地に向かうことが多い。 たとえ役員がいたところで決めるのは自分だ。会社じゃなくても人生でも他者から決められたことにあまりいいことはない。社員に相談こそするが、判断材料として決める責任は自分にあるのだ。決めたところでその日に何かが変わるのではなく半年後、一年後、場合よって

散髪休憩、多忙移動馬鹿

仕事の隙間をぬって散髪へ。 散髪バロメーターはラーメンが食べにくいと思ったタイミング。いつぶりか思い出せない。 週明け提案の資料はまだ途中。明日も使って総仕上げだ。 今週はほとんど京都にいなかった。 スタジオに入れたのは1時間程度。 会議は移動の車内。ほぼ現地で何かしらをしていた。移動を再開して1年ほどか。コロナ禍ではほとんど動かなかったのでそもそもの松倉の移動量を知った社員も少なくはない。 毎回知った場所に行くのだが、移動のたびにもっと遠いどこかへ向かってる気持ちになる