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目を覚ますと暗闇の中にいる。 ここがどこだか思い出せない。ベッドがギシリとなる音で「あ、スタジオで寝てた」と気づく。眠たくなったら寝る姿勢で生きていると飲み会中でもすぐに寝る。日が変わって昨日は新年会だった。ワイン8本に大量のビール、泡盛やらなんやら大量の酒と美味しいご飯。そして愉快な仲間たち三十人以上。 毎月最終金曜日に開催される我がスタジオが入るCONCONの自治会。 1月は新年会として開催された。立ち上げ当初、夢見ていた風景がそこにはあって1人多幸感をつまみにいろんな
お金を作るのは簡単だ。バイトをすればいい。 しかし、クールにできればかっこよく、もしくは等身大で普段のバイトや仕事に比べて時間や労力をかけずに投資以上の回収をするのは難しい。 なんだかそれを成立させることはできないかの実験をしていた半年。 松倉キャリア20周年的に集大成でプランニングから提案までの術をまとめたオンライン講座が人気で視覚デザイン部門の3位にランクインしていた。ありがたや。この母体が韓国なので毎月韓国からスコアが届く。これが一喜一憂マシーンで韓国の通貨は「KRW
とあるミーティングのために会議室に通される。 会議室にいくまでにはオフィスの島をいくつかこえて入室する。 そのオフィスはどよんと重たく暗い空気が流れていた。 普通のオフィスってこんなに暗いのか?いつもは賑やかな自分のスタジオにいるのでそのギャップに驚く。 我がスタジオにいくと誰もにいなかった。 寒いので指先だけ出た手袋を装着しタイピングをする。 フラッと友人が顔をだし、次にまた別の友人たちも入ってくる。 普通にオフィスではこういうことは全然ないのだ、そうだ、うちが変なんだと
なぜこんなにもスマホを僕らは覗き続けているのか、疑問に思いつつもYoutubeやSNSを限られた時間に1時間ほども消化している暮らしに生きている。昔でいえばテレビを眺めていた時間だろう。 布団に入り、なんだこの時間。と思う日が1年で100日ほどある。 年末に決まってガッと積読をする中で一番心が震えた作品がある。 それは「ゴリラ裁判の日」。ゴリラが裁判する小説です。なんだこれ。 この中で手話を用いて人間と対話できるゴリラが主人公。 夫ゴリラが人間に殺され、人対ゴリラの裁判が
前提条件を伝えずに話しかけられることが増えている。それは口頭で特に起きている問題でなぜ飛んだ会話が起きるのか不思議に思っていた。 「ん?それってなんの話?」みたいな言葉や表情をすることが増えたなと思うのだ。僕がボケてきたとかではなく、会話の初接続が変だと思うことが増えたのだ。 主に仕事の対話の時にだけおこる。 日常生活だと「この前、◯◯◯っていう映画/本を見たんだけどさ…」と今自分が話そうとしていることはこのテーマです、というコミュニケーションが起きるのだが、いざ仕事の場と
気付けば2024年の最初の週が終わる。 なんら昨年を振り返ることもなく日々を過ごしている。結局、年末年始は変わらずマイペースに仕事をしていた。リズムが乱れるのがあまり好きじゃないので淡々と仕事をしている。 映画「PERFECT DAYS」を年始に見て(内容自体はラジオか何かで語る予定)役所広司演じる平山は淡々としたリズムで生きていた。人間にとってリズムってのはとても大事だと思っている。心臓がある一定のBPMでビートしているように僕らの暮らしには一定のリズムがある(と思ってい