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我が家の中学受験#4

なぜ中学受験を選んだか?

学び方の選択肢を求めて

変化の激しい社会環境においてよりその変化に対応できる環境を求めて(公教育は変化のスピードが遅いと感じる)

紹介はしたがあくまで本人の希望

前回のブログにも書いたが、受験を選んだ息子はいたって呑気だ。私の性格とは違って、
・計画は立てない
・先のことはあまり考えない
・基本的に今やりたいことをやる
それでも、目指した中学には入りたいらしい。

塾の1週間の学習の確認テスト「週テスト」。
このテストの成績がようやく伸びてきた。

朝はあれ以来、1回ぐらいは起こしただろうか?ほぼ自分で起きるようになった。そして朝は塾の宿題がある。この宿題を朝やっていないと、後でまとめてやることになり、授業の予習、復習、週テスト勉強に差し障ることになる。

しかし、この前、用があって部屋に行ったら、本を読んで宿題をしていなかった。やる気がないときは無理にやらないのが彼の性格だ。

彼の通う塾は、5週間に1回は組み分けテストになる。どこの塾もそうだと思うが、成績によって組分けされており(これは志望校に入るための目安になるためいたしかたない)、上からS、C、B、Aとなっている。

彼は今のところ、もちろんAで、彼の志望する中学に合格するためには最低でもBにいる必要がある。

今まで口ではBに行きたいと言っているが、まったくそれ相当の勉強をしていなかった。
今日がその組分けテストの日だが、週テストで成績も伸びてきたので、勉強の仕方もわかってきて、少しは自分では始めているだろうと思っていたテスト1週間前...

私「どう?今回の組分けテスト。順調にやれてる?」

彼「え?何を?」

私「いや、今回B狙うって、言ってたじゃん」

彼「あー、うん」

私「どんな感じでやってる?」

彼「いや、まだ」

私「えっ、まだって、全然やってないってこと?」

彼「うん、まだこれから」

やっぱりそうかー、これが彼だ。確認しなかったのが失敗だった。
そこでやるべきテキストと問題集、過去問を全部チェックして、組分けテストまでの残りの日数に割り振って計画を彼に立ててもらった。言われれば計画を立てるのはうまい具合に立てる。
なんとなく、計画を立てて充実しているような、やる気に溢れているようにも感じる。でも、その日は他にやることを決めていたそうであくまでも勉強はやらないらしい...。

翌日、私はGWだが、朝から仕事があった。昨日計画を立てていたので安心して出かけた...

が.....、仕事から帰ってくると外にいた。休憩中かな?あまり口うるさく言いたくないので、その日は何も言わずにいた。

翌日も、朝から仕事に出かけた。帰ってくると、また外にいる。ちゃんとやれてるのかな?計画じゃあまり余裕はないはずだけど...

確認だけしておくかと思い。「テスト勉強どう?」と聞くと、「あっ!」

いやいや、それわざとでしょ、と思いたくなるような「あっ!」

でもそれが子どもなんだ。それが彼なんだ。
怒っちゃいけない。

リラックスする場所が欲しいからと、家の裏側の空きスペースに秘密基地を作っていたそうだ...

いやいやリラックスが必要なほど勉強してないと思うんだけど...

お楽しみのところだが、さすがにびっしり詰まっている残り6日の勉強の計画のうち2日もやってないんだから、基地作りはまたにしてもらい、計画の練り直し。

翌日は一日中勉強していた。スイッチが入ると集中するところは彼のいいところだとも思った。

勉強はこうじゃなければいけないというのはない。
彼の頭の使い方で、自分で納得できる勉強の仕方ができればいい。
我が子だからといって、私の子は4人とも性格は違う。ましてや大人は自分が子どもだった時のことは忘れているだろうし、棚に上げている。
子どもにとって1週間先のことは、大人にとってのどのくらい先のことに感じるんだろう。ましてや9ヶ月先の受験のことなど...

あくまでも、まだできないことをサポートする。今後は、
・こまめに目標を確認
・計画立てるサポート
・毎日の計画の確認
・しかも勉強時間が長い日は、時間を区切って、やる内容をその都度確認
当分これはやる必要がありそうだ。

万人に共通の人の性質というものはある。
しかし、万人に共通のやり方などない。目指す目標は同じであっても、その行き方、やり方は人それぞれだ。

そして、やってないことがあったり、親の考えと違ったり、計画に足りない部分があって、こちらが言うときの主語は「お父さんは....」にしている。あくまでもこちらの言うことはこちらの意見であって、考えて決めるのは子ども自身である方がいいと思っているから。


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