見出し画像

最新脳科学が教える、一人一人の子どもにフィットする「才能」の伸ばし方とは?『子どもの脳は8タイプ』発売

欠点には100%の可能性しかない!
子どもたちが持つ多様な脳のタイプと自分の脳タイプがわかる「診断テスト」、そして各脳タイプに合った「才能」の伸ばし方を解説します。

2025年3月7日発売の新刊、『子どもの脳は8タイプ 最新脳科学が教える才能の伸ばし方』は、脳内科医、医学博士である加藤俊徳先生が、各脳タイプに合った子どもの育て方を解説する一冊です。
本書を読めば、子育てに悩むどんな方でも、言葉がけのコツや才能を伸ばす習慣が分かります。
今回のnoteでは、本書より「はじめに」部分を抜粋して公開します。


はじめに すべての人の脳は可能性にあふれている

 「落ち着きがない」 「周囲とうまく付き合えない」 「意見が言えない」……このように「できないこと」ばかりに注目して、悩んでいる方は多いです。
 それが我が子のこととなると一層「普通ではない」ところが気になってしまう。親は我が子に平穏に幸せに生きてほしいと願うものですから、無理もないことです。
 でも、今まで幾万の脳を見てきた私からすれば、脳に「普通」なんてありません。
 すべての人の脳は、可能性にあふれています。そして、個々の脳の「今あるがまま」 に最大出力を表現しようとしているだけなのです。人はみな、それぞれの脳に素晴らしい宝物を持っています。
 一見、 「欠点」と思えるところにも、脳から見直すことで必ず才能の芽が見えます。
 私は、26歳で小児科医となり、翌年の 27歳から磁気共鳴画像装置(MRI)を用いて、子どもたちの脳と日々、向き合ってきました。言葉で十分に自分のことを説明できない子どもの能力は、 どんなに外見から診ても正確ではありません。特に、そこで、10年以上の歳月をかけて、人の脳の可能性を可視化するMRI脳画像診断法(脳個性診断)を編み出しました。
 現在はこのMRI脳個性診断によって脳に障がいがある人だけでなく、脳がまったく健康なビジネスやスポーツの分野で活躍する方々への脳コンサルティングに加え、成長過程にあるお子さんへの学習指導、勉強法、進路指導も行っています。
 ほかの医療機関で発達障がいとの診断を受けた小学生のお子さん、進学や進路に悩む中学・高校生のお子さん、さらには、大人になってから仕事などの社会生活で難題に直面し、困り果てて当クリニックの門を叩く方も少なくありません。
 クリニックを訪れる方はさまざまですが、私のスタンスは一貫しています。脳には希望しかありません。
 本書では、私が携わってきた最新の脳科学に基づき、脳の特性を次の8タイプに分けて解説していきます。

①「リーダータイプ」――周りに広く目配りができ、人を引き付ける力を持つ
②「論理タイプ」――記憶力がよく、理詰めで考える
③「クリエイティブタイプ」――好奇心が強く、何かを「好きになる力」が高い
④「癒やしタイプ」――周囲の状況、人に対する感受性が強い
⑤「バランスタイプ」――脳の変化の振り幅が一番大きい
⑥「フレンドリータイプ」――天然のポジティブ思考と協調性で友達が多い
⑦「多動タイプ」――経験値が溜まりやすく、物事を極めやすい
⑧「エキスパートタイプ」――特定のことに対する好奇心が強い

 序章には、ひとりひとりの「すごい個性」がわかる「脳特性診断テスト」を載せました。まず脳の特性を理解する。そのうえで適切な対応をとっていけば、すべての人がそれぞれの環境で自分の強みを発揮できるようになるでしょう。
 本書が、ひとりでも多くの方の脳の個性が花開くきっかけとなれば幸いです。

表紙に注目!

本書で解説される8タイプの子どもたちが、
それぞれ何をしているのかに注目してみて。

中身をチョイ見せ

ひとりひとりの「すごい個性」がわかる! 脳特性 診断テスト
(くわしくは書籍をチェック!)
各脳タイプに合った「才能」の伸ばし方を丁寧に解説!

目次

序章 「脳タイプ」診断テスト
第1章 「リーダータイプ」の才能の伸ばし方
第2章 「論理タイプ」の才能の伸ばし方
第3章 「クリエイティブタイプ」の才能の伸ばし方
第4章 「癒やしタイプ」の才能の伸ばし方
第5章 「バランスタイプ」の才能の伸ばし方
第6章 「フレンドリータイプ」の才能の伸ばし方
第7章 「多動タイプ」の才能の伸ばし方
第8章 「エキスパートタイプ」の才能の伸ばし方
終章 8タイプの「弱み」の脳番地トレーニング

著者プロフィール

■加藤俊徳(かとう・としのり)
脳内科医。小児科専門医。医学博士。加藤プラチナクリニック院長。株式会社「脳の学校」代表。
昭和大学客員教授。米国・ミネソタ大学放射線科でMRI脳画像研究に従事。加藤式MRI脳画像診断法(脳個性診断)を用いて1万人以上を診断・治療。脳の成長段階、強み弱みを診断し、学習指導、適職相談など脳が良くなる治療を行う。脳番地トレーニング、脳活性助詞強調おんどく法を開発・普及。著書に、『成績が上がる!10歳からの脳タイプ別勉強法』(世界文化社)、『ADHDコンプレックスのための“脳番地トレーニング”』(大和出版)などがある。著書・監修書は累計300万部を超える。
「脳番地」(商標登録第5056139 /第5264859)は脳の学校の登録商標です。
加藤式MRI脳画像診断をご希望の方は、以下のサイトをご覧ください。 

ご購入はこちらから


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集