【成功への近道】天才を超えるソクラテス式問答法について
おはようございます。
おかゆーじです。
前回に引き続き
今回もクリティカルシンキングについてです。
クリティカルシンキングについては
前回ご紹介した通りですが
私たちは天才を超えることができません。
IQも生まれた時からある程度決まっていますし
後から鍛えて伸ばせる能力も少ないです。
ですので天才と張り合わずに
天才が手に入れることが
できない力を伸ばすほうがいいです。
生まれた瞬間から
身についているものではなく
これから伸ばすことができる能力を
鍛えて天才に打ち勝とうということです。
それがクリティカルシンキングであり
これを鍛えるために必要と言われている
『ソクラテス式自問自答法』
というのを今回はご紹介いたします。
また『クリティカルシンキング』については
前回までの記事でまとめてありますので
こちらもぜひご覧ください。
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2020年6月13日 投稿
天才を出し抜く唯一の方法!クリティカルシンキングとは
https://note.com/sb_okayuji/n/na74df7237fef
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2020年6月14日 投稿
天才を出し抜く!クリティカルシンカーの5つの特徴
https://note.com/sb_okayuji/n/nf29383fd41c4
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ソクラテス式問答法とは
これはもともと哲学者のソクラテスが
お弟子さんに向けた教育方法です。
このやり方は本来他人に向かってやるものですが
実は自分に向けてやっても効果があり
また多角的な視点を持つことができます。
研究ではメンタルも鍛えることが
できると言われておりますので
これは知っておいて損はないです。
そして今回のテーマである
クリティカルシンキングを身につけるためには
この『ソクラテス式自問自答法』を
身につけることが最適と言われています。
この『ソクラテス式問答法』を
一言でまとめると
『とにかく自分に対して質問を投げかけて、自問自答して具体化していく』
このようになります。
そして自問自答をするときに
どのような質問を投げかければいいか
全部で6つのポイントがあるのです。
⒈ 明確化の質問
⒉ 前提調査の質問
⒊ エビデンスの質問
⒋ 視点の質問
⒌ 影響と結果の質問
⒍ 疑問の質問
これらがソクラテスが推奨する
6つの要素になりますので
一つずつ解説していきます。
あくまで要素を満たしていれば
質問はどれでも大丈夫です。
・最初のうちは1〜2つ
・慣れてきたら5〜6つ
要するに自分に対して質問をひたすら投げる
ということが非常に重要なポイントです。
また今回は6つのうち
⒈ 明確化の質問
⒉ 前提調査の質問
⒊ エビデンスの質問
これら3つについてご説明いたします。
明確化の質問
これは具体的に物事を掘り下げていくとき使う質問です。
例えばこうです。
『1000万円貯金する!』
この場合はこのように質問を投げかけます。
・どのような方法で貯めていきますか?
・具体的に毎月どのくらい貯金するつもりですか?
・今のペースだといつまでにたまりますか?
・今よりペースを加速させるのは何をすればいいですか?
これが明確化の質問です。
これにより今後の行動目標などが立てやすくなるので非常に重要です。
またこのように考える方もいると思います。
『こんな年齢になってまで彼女いないとか俺もう終わりなんじゃないか・・・』
これに対しても明確化の質問が有効です。
・彼女がいなかったらなぜ終わりなんですか?
・彼女を作るためにどんな努力をしましたか?
・その中でも実った努力はありましたか?
・実らなかった努力はどんなものがありますか?
このように具体的に質問を掘り下げていき
視点を増やすことで対策や問題が浮き彫りになってきます。
当たり前ですが
すべての情報には意図があります。
ですので様々な情報や問題にぶち当たったときに
この明確化の質問をしていくことで
意外な繋がりや他人が思いつかないような
解決策を見出すことができるのです。
明確化の質問は意外なアイディアに結びつくということですね。
要するにひたすらに細かく突っ込んでいくことが重要です。
前提調査の質問
これはクリティカルシンキングの
根幹を成す質問なので
『ソクラテス式問答法』の中でも
これだけはできるようにしましょう。
・自分の今の考え方
・自分が今抱えている問題
これらがどんな前提をもとに
生まれているのかを調べるための質問です。
・今自分が考えている前提は何か?
・その他にどんな前提があり得るか?
・その前提が正しいかどうかをどう検証していくか?
・なぜこれが重要なのか?
・なぜこれを問題だと思ったのか?
・他に見落としている問題はないか?
このように仮定を否定したり
前提を疑っていくような質問を出していきます。
問題や情報の前提になっていることを
認識しすぎることに越したことはありません。
このように前提を考えることによって
問題だと思っていたことが
そうではなくなることもあるのです。
例えばですが
自由な時間とお金を稼ぐことは
一見両立していないように見えます。
ですがこれは
一日8時間働くという前提で
行われていることに気づけますよね。
・だったらもっと短く働く方法はないのか?
・会社に通う以外で自分が始められることはないのか?
という風に前提を変えていくことによって
新しい解決策が出てきます。
これは人生が変わる考え方ですので
頭に入れておいた方が良いですね。
エビデンスの質問
これは非常に簡単です。
・具体的な証拠は何ですか?
・それに類似しているものは何ですか?
・それが起きた原因は何ですか?
・それが証拠だと確かめる方法はありますか?
このような具体と類似と原因というのは
物事の本質に迫るために非常に重要なことです。
▼具体化
具体例を出すことによって
新しい視点やアイディアを作るきっかけになり
それをさらに応用することもできます。
▼類似
類似する概念を考えることで
自社サービスと他社サービスにおいて
差別化できるようになってきます。
この差別化ポイントを使って
自分のポジションを作っていくことができます。
▼原因
原因を考えることによって
もっと大きな視点から
概念を捉えることができるようになり
誰も考えつかないような
さらなる応用方法が見えてきます。
このように3つセットで考えることで
次なる戦略が見えてきますので
非常に重要と言えます。
まとめ
今回は『ソクラテス問答法』の前半部分を
ご紹介いたしました。
⒈ 明確化の質問
⒉ 前提調査の質問
⒊ エビデンスの質問
まずはこの3つの質問だけでも理解し
ビジネスや日常生活において
実践できるように心がけましょう。
また次回は後半部分になります。
⒋ 視点の質問
⒌ 影響と結果の質問
⒍ 疑問の質問
これらについてまとめていきますので
ぜひ明日もご覧ください。
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