【東洋医学でみる】性腺刺激ホルモン分泌障害
はいどうも、黒田です
今日は東洋医学目線でみた
性腺刺激ホルモン分泌障害の事を
書いていくで
性腺刺激ホルモン分泌障害(性腺刺激ホルモン異常)って?
視床下部や下垂体から分泌される
性腺刺激ホルモン(FSH:卵胞刺激ホルモン、LH:黄体形成ホルモン)の
分泌が異常になる状態を指すんやで
これらのホルモンは
卵巣や精巣の機能を調節する
重要な役割を果たしてるから
その分泌が正常でないと
生理周期や生殖機能に影響を
及ぼすことがあるってわけよ
性腺刺激ホルモンの分泌は
視床下部や下垂体の働きによって
制御されてるんやね
視床下部から分泌される
ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)が
下垂体を刺激して
その結果、下垂体前葉から
FSHとLHが分泌されるんよ
これらのホルモンは
卵巣や精巣にはたらきかけて
卵胞の成熟、排卵、精子形成などの
過程を促してるんやわ
性腺刺激ホルモン分泌障害の原因
視床下部の異常
視床下部は
ホルモン分泌の指令塔なんやけど
ここでの異常が
性腺刺激ホルモンの分泌に
影響を与えることがあるで
・視床下部性無月経
視床下部の機能不全によって
GnRHの分泌が減少することが
FSHやLHの分泌不足を引き起こして
排卵が起こらへんくなるんね
これが無月経や不妊の原因となるんやわ
•過度のストレスや栄養不良
ストレスや極端なダイエット
過度の運動などで視床下部が影響を受けて
GnRHの分泌が低下することがあるで
下垂体の異常
下垂体の問題も
性腺刺激ホルモン分泌障害の原因となるで
・下垂体腫瘍
下垂体腫瘍(良性または悪性)があると
性腺刺激ホルモンの分泌が
影響を受けることがあるんよね
・下垂体機能不全
下垂体の障害によって
FSHやLHの分泌が
低下することがあるんやけど
この場合も排卵不良や無月経
不妊の原因になってまうんよね
卵巣の異常
卵巣自体に問題がある場合にも
性腺刺激ホルモンの分泌に
影響を与えることがあるで
・早発閉経
卵巣の早期機能低下や閉経によって
卵巣が十分にホルモンを分泌できなくなるから
それを補うためにFSHやLHの分泌が
異常に増加することがあるんよ
・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
卵巣内に複数の小さな卵胞が発生して
ホルモンバランスが乱れ
FSHやLHの分泌が異常になることがあるで
ホルモン治療や薬物の影響
一部の薬物やホルモン治療が
性腺刺激ホルモン分泌に
影響を与えることがあるんよ
・ステロイド薬やドーパミン作動薬
これらの薬が性腺刺激ホルモンの分泌に
影響を与えることがあるで
・経口避妊薬
長期間の服用が、ホルモン分泌の
フィードバック機構を
変化させてまう事があるんよ
遺伝的要因
一部の遺伝的疾患(ターナー症候群やクラインフェルター症候群)も
性腺刺激ホルモンの分泌に
影響を及ぼすことがあるんよね
どんな症状が出てくるん?
性腺刺激ホルモン分泌障害の症状は
原因によって違うんやけど
一般的な症状には次のようなものがあるで
・無月経または不規則な月経
排卵が正常に起こらへんから
月経の遅れや不規則性が見られるで
・不妊
性腺刺激ホルモンの異常によって
排卵が起こらへんから
妊娠が難しくなるんよ
・卵巣の機能低下の症状
卵巣の機能不全によって
ホットフラッシュ(ほてり)や発汗などの
更年期症状が現れることがあるで
診断方法
性腺刺激ホルモン分泌障害の診断には
血液検査で分かるんやで
具体的には、FSH、LH、エストロゲン、プロゲステロンなどのホルモンの測定が行われて
ホルモンの異常を確認するんよ
さらに、視床下部や
下垂体の画像診断(MRIなど)やったり
卵巣の超音波検査なども
行われることがあるで
治療方法
治療も原因によって違うんやけど
次の方法が選ばれるで
ホルモン療法
FSHやLHの補充、またはGnRHアナログを
使うことで、ホルモンバランスを正常化させることができるんよ
これにより排卵を促進して
不妊治療が進められることがあるで
視床下部や下垂体の治療
視床下部や下垂体に問題がある場合は
手術や放射線治療が行われることがあるで
生活習慣の改善
ストレスや栄養不良が原因の場合は
生活習慣の改善が重要になるで
適切な食事、ストレス管理、
適度な運動などがやっぱり大切なんよね
治療薬の見直し
薬物が原因の場合やと
薬の変更や中止が
検討されることになるで
性腺刺激ホルモン分泌障害は
早期に発見して
適切な治療を行うことで
改善することができる症状やで
東洋医学目線でみた性腺刺激ホルモン分泌障害
性腺刺激ホルモン(LHやFSH)は
性腺(卵巣や精巣)に作用して
性ホルモンの分泌や生殖機能に
関与してるって事やから
腎を中心に身体を整えていくんやで
腎の役割
腎は生殖機能にめっちゃ重要な役割を
果たすと考えられてる臓腑やで
性腺刺激ホルモンの分泌異常が
起こる原因として
腎虚や腎精の不足が考えられるんよ
腎虚は、ホルモンバランスを乱す原因やから
排卵障害や月経不順、男性不妊症などの
症状を引き起こすことがあるんやで
気血の不足
性腺刺激ホルモンの分泌障害が
気や血の不足から来てる場合があるで
特に血虚や気虚の状態やと
卵巣や精巣への血流が不足して
ホルモンの分泌に影響を与えることが
あるってわけや
肝の調整
肝は「気の流れ」を調節する役割を
持つんやけど
ストレスや感情の乱れが
長いこと続いてまうと
肝気の滞りが発生
ホルモンバランスに影響を与えてまうんやね
肝気がうまく流れへんと
性腺刺激ホルモンの分泌に影響を与えて
月経不順や不妊症の原因となるんやわ
陰陽のバランス
ホルモン分泌には陰陽の調和が大切やで
例えば、女性の場合
陰が不足していると
卵巣機能や月経周期に支障が
生じることがあるんやわ
逆に、陽が過剰やと
過度な興奮や体内の熱が
ホルモンバランスを崩すことあるねんな
改善したい薬膳と生活
まずは腎を養う食材
黒ごま、クコの実、黒キクラゲ、栗、エビなど
気を補う食材
ご飯、芋類、豆類などを
献立に取り入れてみるとえぇで
あとはストレスを減らすための
心身のケアが有効的やわ
結局婦人科系の病は
肝、脾、腎のバランスが
崩れてる事によって
起きてまうんよね
初回無料のカウンセリング内で
そのバランスがどうなってるか
ある程度導き出せるから
気になる人は声掛けてね
ほな、今日はこの辺で〜
薬膳妊活カウンセラー│黒田みつこ