【温泉】湯の峰温泉「民宿あづまや荘」(和歌山県田辺市)
今日ご紹介する温泉は、和歌山県の湯の峰温泉にある「民宿あづまや荘」さん。こちらに素泊まりで宿泊したときのお話だ。
こちらの民宿は、最近記事にした、同じ湯の峰温泉エリアにある世界遺産の「つぼ湯」や公衆浴場「くすり湯」から徒歩圏内にある。
そして、こちらの民宿は、同じ湯の峰温泉エリアにある別の宿泊施設である「旅館あづまや」さんと経営者が同じだ。そのため、こちらの民宿に宿泊すると、民宿のお風呂のみならず、「旅館あづまや」さんのお風呂にも無料で入ることができる。
「旅館あづまや」さんは、関西では数少ない「日本秘湯を守る会」の会員で、歴史ある旅館だ。民宿に泊まり旅館のお風呂も堪能できるなんて、素晴らしいではないか。このエリアでの宿泊先を選ぶにあたって、このことが大きな決め手となった。
外観
こちらが、「民宿あづまや荘」さんの外観。なかなかの鄙び感だ(褒めている)。
館内
館内も、かなりの鄙び感!(褒めている)。
客室
私が宿泊したお部屋は「すみれ」。和室に洗面台のみの簡素なお部屋だ。
お風呂
お風呂は、地下にあった。強まる鄙び感にワクワクしながら、階段を下りる。
そこには、男女の温泉への入り口が。
こちらが、湯船。鄙び感は半端ないが、お湯は素晴らしい。硫黄の香りが漂う。さっぱりした浴感だ。
泉質は、含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉。Ph値は6.9。成分総計1.787g/kg。メタケイ酸が161.7と高く、美人の湯。泉温は81度。湯使いは、高温のため加水はあるものの、循環や消毒はしていない。
食事
こちらのお宿のお食事のクオリティについては、素泊まりであったため評価できないが、旅行サイト等の口コミを読む限り、なかなか美味しいようだ。
おわりに
民宿であるし、写真のとおり古い建物だ。どことなく、東鳴子温泉の高友旅館を彷彿とさせるものがあった。鄙び旅館が好きな方には垂涎ものだ。
民宿ゆえ、防音にはやや難ありで、プライバシー重視の方や、音に敏感な方にはオススメしない。
しかし、料金は安く、お湯は素晴らしい。そして、前述のとおり、別施設である「旅館あづまや」のお風呂にも入ることができる。コスパ重視の方や、民宿料金で2つの施設の良質な温泉を楽しみたい方にはオススメだ。
いいお湯でした。お世話になりました!
公式サイトはこちら。
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