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【温泉】鳴子温泉「滝の湯」(宮城県大崎市)

今日ご紹介するのは、宮城県は鳴子温泉共同浴場「滝の湯」さん。

JR鳴子温泉駅から徒歩圏内。上り坂を進むと、右手に冒頭の湯小屋が見えてくる。人気の施設のようで、地元の人と観光客でにぎわっていた。

さっそく、番台へ。すると、なにやらかわゆいものが。

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猫と温泉。いいなあ。のどかだなあ・・・。

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料金を支払い(大人200円。安い!)、中へ。

おお、これはすごい! 総ヒバ造りの和風建築。大小2つの湯船に、白濁したお湯が満たされている。窓の外から高い位置で屋内へ渡された大きな木の樋から、その名のとおり滝のように、お湯がドボドボと投入されているではないか。

百聞は一見に如かずなので、以下、鳴子温泉観光協会のサイトから、写真を2枚お借りしてみた。

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男湯
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女湯

早速、浸かってみる。あつ湯とぬる湯があるが、あつ湯は、かなり熱い。早々にギブアップし、ぬる湯に移動した。

お湯の色は、美しい乳白色。湯の華がたくさん舞っている。濃厚な肌触り。硫黄と鉄の匂いがした。

泉質は、酸性・含硫黄・鉄(II)- ナトリウム・アルミニウム - 硫酸塩泉(硫化水素型)。旧泉質名では、酸性含明礬・緑礬-芒硝硫化水素泉。なかなかお目にかかることのない、多様な成分を含むお湯だ。

窓の外から高い位置に設置されている大きな木の樋から、お湯がドボドボと投入されてくるのだが、その規則的なお湯の音が、また良い。極上のお湯に身をゆだねながら、目をつぶり、滝のように流れ落ちるお湯の音に集中する。これはもはや、瞑想、マインドフルネスのための贅沢な空間だ。

素晴らしいひとときを堪能させていただいて、湯小屋を後にした。

湯小屋のウラから見ると、巨大な大木が湯小屋に突き刺さっているように見える。この樋を通じて源泉が投入されていたのだ。

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ちなみに、この湯小屋のすぐ裏には、温泉神社があった。静かで厳かな一角だった。せっかくなので、散策させていただいた。

やはり、鳴子といえば、こけし。

いいお湯でした。お世話になりました!

この施設についての観光協会のサイトはこちら。

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サザヱ
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