【グルメ】「元祖博多めんたい重」の「めんたい重」(福岡市)
今日ご紹介するグルメは、福岡市のご当地グルメ「めんたい重」。これを、2023年3月に「元祖博多めんたい重」さんでいただいたときのお話だ。
「めんたい重」は、ご飯に明太子を載せたお重だ。こちらのお店では、この「めんたい重」を、午前7時から22時30分まで提供している。私は朝食としていただくことにした。
福岡市中心部の中洲にあるお店に到着したのは、休日の朝、午前6時50分。食べログでの評価が大変高く、人気店だということを知ったため、気合を入れて、早起きをして出かけた。
しかし、驚いたことに、開店前にもかかわらず、既に長蛇の列ができていた・・・。
すぐそばの広場まで、ずっと行列が続いている・・・。
これは、時間がかかりそうだ。さて、どうする。迷ったが、既に、脳内にはめんたい重の朝食イメージが出来上がっている。意を決して、列に並び続けることにした。
行列は少しずつ進み、ようやく、入り口付近に辿り着いた。このとき、午前7時35分。既に45分間並んだことになる。
入り口近くに掲示されたメニューを見ながら、めんたい重をイメージし、空腹を紛らわす。
そこから更に10分並び、ようやく店内に案内された。行列に並んでから1時間以上待ったことになる。
店内に入ると、とてもスタイリッシュな内装だった。
テーブルには、「めんたい重」についての説明書きが置かれていた。
オーダーしたのは、「めんたい重」と「めんたい吸い」がセットになった飯吸セット。定番のメニューらしい。税込み2618円(2023年3月時)と、なかなか良いお値段だ。
さほど待たずにサーブされたのが、こちら。お重もお椀も白い陶器で、やはりスタイリッシュだ。
お重とお椀のふたを開けてみた。
お重には、大振りの明太子が鎮座していた。
なんとも立派な明太子様だ。行列に並んで待った甲斐があった!
よく見ると、明太子には、薄く昆布が巻かれている。大変上品なお味だ。海苔や、紫蘇の葉、唐辛子も良いアクセントになっている。これは、ご飯が進む! そして、特製タレを足して味変もできる。コクが増し、さらにご飯が進む!!
そして、こちらが、めんたい吸い。
お吸い物に明太子がたっぷり入っている。底にはお豆腐が沈んでいる。スプーンですくっていただいた。めんたいこ味の柚子胡椒で、味変もできる。しっかりした味で、食べ応えのあるお吸い物だった。
1時間も行列に並んだ疲れと空腹のため、お重とお吸い物を、むさぼるように、一気に食べた。あまり身体には良くなさそうだが、朝からご当地グルメを味わうことができて、満足度の高いひとときとなった。
お店を出たのは、午前8時20分。1時間も行列に並んだのに、店内に滞在した時間は、30分未満であった。
お店を出てあたりを見まわすと、入店待ちの行列は、さらに長くなっていた。このひとたちは、いったいどれくらい待つのだろう・・・。すごいな。
お高めのお値段と、長い待ち時間もかかわらず、これほどのお客さんを引き付けるとは、驚きだ。明太子の原価はそれなりにお高いのかもしれないが、メインはお重であり、ごはんに明太子を載せたもの。調理はさほど手間ではないだろう。また、お客さんの滞在時間も短めで、回転も早そうだ。とてもよくできた高付加価値ビジネスであり、マーケティングもお上手なのだろうなと感心した。
美味しかった。ごちそうさまでした!
こちらのお店の公式サイトはこちら。
こちらのお店の食べログのページは、こちら。
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