![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/57066983/rectangle_large_type_2_febd616cdf8a7be4feb3db209e30060f.jpeg?width=1200)
【温泉】道後温泉「道後温泉本館」(愛媛県松山市)
今日ご紹介する温泉は、愛媛県松山市にある道後温泉の日帰り入浴施設である、道後温泉本館。
道後温泉は、3000年ともいわれる歴史を有する、日本を代表する温泉地だ。夏目漱石の『坊ちゃん』に登場することでも知られている。
そして、道後温泉の街の中心に鎮座するのが、こちらの道後温泉本館だ。建立は、明治27(1894)年にさかのぼる。国の重要文化財に指定されているほか、経済産業省の近代化産業遺産にも認定されている。
私が訪問したのは、2021年7月のことだ。当時、2019年1月から開始された保存修理工事が進められていた。
こちらが、外観。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/57067031/picture_pc_5a928d23cc9377dfacf595daded67b3b.jpeg?width=1200)
保存修理工事が進んでいた。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/57067046/picture_pc_db767b922e71aa82f0631d573b2d0038.jpeg?width=1200)
この時は、一部のみ営業中であった。大広間などは閉鎖されていたが、地下にある日帰り温泉の利用は可能とのことだった。日帰り温泉を利用するためには、あらかじめ整理券を受け取り、指定の時刻に訪問するシステムになっていた。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/57067079/picture_pc_47c890f70a791ce73b991f2c84074eac.jpeg?width=1200)
整理券をもらいにいくと、数時間後の枠を取ることができた。時間をつぶすため、ぶらぶらと周囲を散歩することにした。
建物の外壁には、道後温泉の歴史が表示されていた。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/57067124/picture_pc_5f8cdeccbbb099f553b117c8aa87ec1f.jpeg?width=1200)
私が訪問した時期には、ちょうど、「道後REBORNプロジェクト」なるプロジェクトが展開中だった。手塚治虫がライフワークとして描き続けた「火の鳥」とコラボレーションした各種発信が行われていた。
こちらは、明治時代のパネル。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/57067176/picture_pc_4349c38e0ae89e2a43ea429b503dbf88.jpeg?width=1200)
昭和時代のパネル。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/57067191/picture_pc_361f58299fc0555ae4ed55f242c42c7b.jpeg?width=1200)
その後も商店街を冷やかしながら時間をつぶし、指定の時刻に改めて出直した。入浴料は420円(2021年7月時)だった。
歴史あるレトロな内装はとても美しく、息をのんだ。浴槽は、普通の公共浴場よりも、広々としており、そしてずっと深さがある。単純温泉らしく、無臭。温度は、ちょうどよい。しっかりと全身を温めることができた。
![](https://assets.st-note.com/img/1737499653-lgViaWdJq0B6jsSvy9Ib2Pnw.png)
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kanko/kankoguide/kankomeisho/dogoonsen/honkan/yokushitsu.html
お風呂から上がると、建物を利用したプロジェクションマッピングが行われていた。薄暗い夜空に、投影された火の鳥の映像が映える。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/57067239/picture_pc_33f4c0a771640d03f3f99b252a8c0479.jpeg?width=1200)
外観を眺め、浴場を利用しただけだったが、歴史を感じられる素晴らしい施設だった。保存修理工事は2024年12月に完了した。装いあらたに生まれ変わった道後温泉本館を、また訪れてみたい。そして、この時訪問できなかった大広間など、その館内をくまなく探索してみたい。
いいお湯でした。お世話になりました!
こちらの施設の公式サイトはこちら。
道後温泉のご当地グルメ「松山鯛めし」の記事もどうぞ!
私の温泉系の記事へは、以下のリンク集からどうぞ!
いいなと思ったら応援しよう!
![サザヱ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32344593/profile_473f32e6843354abab6e984991ffcd6d.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)