見出し画像

【温泉】喜連川温泉「早乙女温泉」(栃木県さくら市)

今日ご紹介するのは、栃木県さくら市にある、喜連川温泉の日帰り温泉施設「早乙女温泉」さん。

ここは、色々な温泉本や温泉サイト、温泉ブログなどで紹介されていて、温泉マニアの間では有名な温泉だ。ずっと気になっていたので、緊急事態宣言の解除を待って、東京から出かけた。

ところで、こちらのホームページには、色々な注意事項が書いてあるので、訪問客は、事前に熟読しておかなければならない。

たとえば、「観光・通りすがり等の目的とした、ご来場は、お断りいたします。都道府県を問わず、健康の維持を目的としたお客様のご来場は、お受けしております。」とある。

そして、温泉については、次のような記載がある。

早乙女温泉では、機械類は新品でも1年から2年で故障するくらい硫黄の成分が強いらしく、お客様が他でご覧になっているような現代風の浴槽は、導入できないのです。
素朴で泉質以外はなんの特徴もない温泉ですが、加水してでも身体に負担をかけない濃度にし、お客様に入ってもらうのが一番と考えております。

なんと、新品の機械を1~2年でダメにするくらいの強い硫黄成分とは!

また、温泉分析書も掲載されていた。

画像2

溶存物質の量が15g超え!

これは、かなり効き目がありそう。温泉マニアが注目するのも納得だ。

休日の午前11時頃。車で郊外の田舎道を進み、少し山道をのぼると、その中腹に、突然、こちらの施設が現れた。

画像3

駐車場は広いが、既に沢山の車が。

画像5

車を降りると、その瞬間に、強い硫黄の匂いが鼻をついた。一気に、温泉地に来た、という実感がわき、テンションが上がる。

入り口には、たくさんの注意書きが。コロナ対策が徹底している…!

画像5

所定の紙片に連絡先を記入し、提出して、入場。

簡素な脱衣室でいそいそと服を脱いで、いざ、浴場へ。

※次の浴場の写真は「栃ナビ」様の写真をお借りしました。

画像2

洗い場が10箇所と、内湯のみのシンプルな作り。窓からは、緑いっぱいのお庭が見える。一応、屋根はあるが、上のほうには壁がなく、半露天のようなもの。外から風が容赦なく入ってくる。

まずは身体を洗う。なんと、洗い場のお湯も、温泉だ。

そして、お待ちかねの湯船へ。色は、まるでバスクリンのような緑色だ。うぐいす色とも言えるか。そして、硫黄臭とともに、オイル臭がする。お湯には、白い湯の花が待混じっている。湯口には白い成分がびっしりと付着している。さわると、ほろほろと取れる。湯口から出るお湯は、とても熱い。

なんということでしょう。首都圏からそれほど遠くない北関東に、これだけ上質なお湯が楽しめる施設があるなんて。温泉マニアがこぞって高く評価するのも、納得だ。

素晴らしいお湯でした。お世話になりました!

こちらの施設のウェブサイトはこちら。

私の温泉記事のリンク集はこちら。


いいなと思ったら応援しよう!

サザヱ
サポートをいただきましたら、他のnoterさんへのサポートの原資にしたいと思います。

この記事が参加している募集