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【温泉】峰温泉「大噴湯公園」(静岡県河津町)
今日ご紹介する温泉は、静岡県河津町(伊豆半島)にある峰温泉の「大噴湯公園」。
峰温泉源泉から、自噴泉による吹き上げが鑑賞できる公園だ。「東洋一の大噴湯」と呼ばれているらしい。
あまり目立たない、小さな公園に到着。ゆるキャラが迎えてくれた。
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どうやらこれは、イメージキャラクターの「フントー君」らしい。
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広々とした足湯コーナーがあった。
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神社のような、お社も。
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そして、この小さな公園に大きく鎮座する、温泉やぐら。ここから、お湯が噴き出すらしい。
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噴き上げ、9時半から毎時30分だということだ。時刻は、あと数分で15:30というところだった。下がってスタンバイする。他にも、同じようにスタンバイしているお客さんたちがいた。
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なかなかの迫力だった。そして、一面に、硫黄の匂いが漂った。
ところで、こちらの公園では、温泉でゆで卵を作ることができる。2個150円(2023年1月当時)。売店で卵を買って、参戦した。
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このように、100度の源泉に浸ける。
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15分待って、「冷やし水」に浸ける。ここに浸けることで、カラがむきやすくなるとのこと。
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公園内には、峰温泉の源泉の管理についての説明書きが掲示されていた。付着した湯の花を除去する巨大な「ノミ」も展示されていた。
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以下、要約してみよう。
東洋一の大噴湯と呼ばれる峰温泉源泉は、大正15年11月、温泉採掘中に100°Cの温度で地上50mまで噴出した。自噴泉による吹き上げは全国的にも珍しく、現在も勢いや温度はほぼ変わらない。膨大な湯は町により集中管理され、「踊り子温泉会館」をはじめ広く供給されている。
高温で湧出した源泉が大気温などの温度差によって冷却され、湯孔内部に湯の華が多量に付着する。そのままにしておくと湯子を塞いでしまうため、毎週2回、湯孔内で固まった析出物を「ノミ」で除去する。豊富な湯量と圧力により析出物の付着位置・量が常に変化するから、作業を機械制御で完全管理することは出来ず、ノミの巻き上げ・巻き取りは、湧出当時から今日に至るまで熟練の技術者の手によるウインチ操作で行われている。毎回厚さ5ミリ前後にも及ぶ白色の析出物の除去は、温泉を安定供給するためには欠かせない、最も重要な作業である。
峰温泉の源泉の管理、維持、運営に、かなりのお手間がかかっていることが分かった。こちらに限らず、私たちが温泉を楽しめるのも、地元の方々の並大抵でない努力あってのものだと分かり、頭が下がる。
貴重な経験、良い勉強をさせていただきました。ありがとうございました!
こちらの公園についての河津町役場のサイトは、こちら。
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