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【グルメ】「左京」の出石そば(兵庫県豊岡市)

今日ご紹介するグルメは、兵庫県豊岡市出石町のご当地グルメ、出石そば。丹波の小京都と言われる歴史のある街だ。

出石そばについては、出石観光協会さんのサイトに説明があった。

江戸時代中期の宝永3年(1706年)に出石藩主松平氏と信州上田藩の仙石氏(仙石政明)がお国替えとなりました。
その際、仙石氏と供に信州から来たそば職人の技法が在来のそば打ちの技術に加えられ誕生しました。
現在は割り子そばの形態をとっており、この形式となったのは幕末の頃で、屋台で出す時に持ち運びが便利な手塩皿(てしょうざら)に蕎麦を盛って提供したことに始まったと言われています。

出石焼の小皿に盛りつけた皿そばを何枚も食べる独特の様式です。
五枚一組を一人前とし、薬味と徳利に入ったダシでいただきます。出石では箸を立てた高さを食べると成人男性の一人前と言われています。

江戸時代の国替えに伴い、信州から出石へお蕎麦がお殿様(仙石政明)と一緒にやってきたとは、面白い。仙石家については、戦国武将として大出世した仙石藩初代藩主・仙石秀久(政昭の高祖父)について、以下のコミックシリーズで愛読していたので、親しみを覚えた。

話を戻そう。私は2023年秋に出石町を訪れ、「左京」さんというお店で出石そばをいただいた。

こちらが、お店の外観。

料金は2023年時のもの

おそばの皿が並ぶ。1人前5皿。ねぎ、わさび、大根おろし、生卵、山芋がついている。

出石焼の白い徳利と皿、そばちょこが、シンプルでとても素敵。

麺は、細くて色が白く、あっさりしている。濃厚な出汁の効いたそばつゆが美味しく、お蕎麦とよく合う。また、たくさんの薬味があり、山芋や生卵まであるので、味変が出来て楽しさ倍増だ。5皿は多いかなと思ったが、あっという間に平らげてしまった。

出石エリアには、40軒もの出石蕎麦のお店があるそうなので、食べ比べをするのも楽しそうだ。

美味しかった。ごちそうさまでした!

こちらのお店の公式サイトは、こちら。

こちらのお店の食べログのサイトは、こちら。

こちらのお蕎麦を信州から出石に伝えた仙石家の初代藩主、仙石秀久について描いた歴史コミックについての記事もどうぞ!

私のグルメ系記事へは、以下のリンク集からどうぞ!

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サザヱ
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