【グルメ】「道の駅 熊野・板屋 九郎兵衛の里」の「めはりずし」(三重県熊野市)
昨日、三重県の赤木城攻めの記事をアップした。
今日は、その際に、腹ごしらえのためにいただいたご当地グルメ「めはりずし」をご紹介しよう。
城攻めの前に立ち寄ったのは、道の駅「熊野・板屋 九郎兵衛の里」。赤木城の続日本100名城のスタンプ設置場所だ。
広々とした敷地。
天気が良く、ツーリング日和だったのか、たくさんのライダーたちで賑わっていた。こちらで、このエリアのご当地グルメである「めはりずし」(ひとつ180円)を買い求めた。
「めはりずし」とは何ぞや? 次の農林水産省のサイトに説明があった(なお、このサイトでは、和歌山県の郷土料理ということで紹介されている。このお店は三重県だが、和歌山にも近く、同じ食文化圏なのだろう。)。
このページによると、「めはりずし」とは、要は、塩で漬けた高菜でおにぎりをくるんだものだ。漁業や林業が盛んなこの地域で、忙しい漁や山仕事の合間に簡単に食べられるお弁当として広まったそうだ。
「めはりずし」という名前の由来には、「目を張るように口を開ける」「目を見張るほどに美味しい」という説や、「おにぎりに目張りをするように完全に包みこむ」という説などがあるらしい。
高菜を1、2月頃に樽で塩漬けにし、この高菜漬けを酢につけて、ごはんに巻くということらしい。色がだんだん茶色になるが、秋ごろまではもつとのことだ。
ラップをはがしてみる。けっこうな大きさのおにぎりの全体を高菜が覆っている。色は少し茶色がかっている。
断面図。ごはんのなかにも、高菜が混ぜ込まれていた。
シンプルで素朴だが、高菜の風味と、塩気がよいあんばいだ。観光で疲れた身体に、栄養が染みわたるように感じた。きっと地元の林業や漁業にいそしむ人たちに、長い間にわたり愛されてきたのだろう。
美味しかった。ごちそうさまでした!
こちらのお店の公式サイトは、こちら。
こちらのお店の食べログのページはこちら。
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