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【グルメ】「和商市場」の「勝手丼」(北海道釧路市)
今日ご紹介するグルメは、北海道釧路市の市場である「和商市場」の「勝手丼」。
以前、青森市にある「青森魚菜センター」という市場の「のっけ丼」について記事にした。
釧路の「勝手丼」も、青森の「のっけ丼」と同じコンセプトで、どちらも、要は、オーダーメイドの海鮮丼だ。
まず、炊いてあるご飯を買い求め、ご飯を持って市場の魚屋を巡り、好きな魚貝などのネタをご飯に載せていくのだ。
こちらが、和商市場の外観。JR釧路駅から徒歩圏内なので、鉄道旅行者にとってアクセスは至便だ。
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まず、ご飯を売っているお店で、ご飯を買う。色々なサイズが取り揃えられている。
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そして、勝手丼のネタを売っている商店を周る。
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私は、下の写真の「佐藤商店」さんで、ネタを買い求めることにした。
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このお店に決めたのは、愛想の良いおじさんに声をかけられたからだ。「仕入れたばかりの新鮮なネタだよ」との言葉に、つい、足を止めてしまった。
スライスされたネタが小分けされ、それぞれに違った値段の値札が付されている。こちらのお店では、白い値札のものと黄色い値札のものがあった。黄色の値札が北海道産のネタ、値札に緑の葉っぱのフィルム(「バラン」というらしい)が付いているのが、地元である釧路産のネタである、と教えてもらった。
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せっかく北海道に来たのだ、できるだけ北海道産、できれば釧路産のネタを選びたい。オススメのネタを聞き、どのネタにするかを決めると、お姉さんが一枚ずつ、綺麗に盛り付けてくれた。
こちらが、私のチョイスした「勝手丼」。
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アップにしてみよう。
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反対側からも。
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一番小さいご飯(120円)に、7つの海鮮ネタをチョイスした。期せずして、赤身の魚のない、白っぽいラインナップになった。
これらのネタは、左上から反時計回りに、①花咲ガニのふんどし(250円)、②ほたて(300円)、③たら(50円)、④ほっけ(150円)、⑤ときしらず (300円)、⑥めんめ(キンキ)(300円)、⑦おひょう (150円)。
できるだけ地元のものを選んだ結果、こうなった。ほっけ(刺身)や、おひょう、ときしらずは、おそらく、この日までは一度も食べたことがなかったように思う。花咲ガニも、そう頻繁に食べることはできない。私にとって、特別などんぶりになった。
さあ、ひとつひとつ、味わってみよう。
おぉぉ・・!!
思わず、ニヤリと笑みがこぼれる。
どれも、プリプリと、歯応えが良い。臭みが全くなく、あっさりとしていて、みずみずしい! 当たり前だが、いつもの都会のスーパーで買うお刺身とは、全く違う! 極上のネタ。ああ、美味しい白ワインが欲しい・・・!
費用は、ご飯を含めて約1800円。ネタの良さを考えると、かなりリーズナブルだと思う。
なお、青森の「のっけ丼」との違いは、「のっけ丼」が食事券(チケット)の事前購入制であるのに対し、こちらの「勝手丼」が現金支払制であることだ。
そのためか、青森では、複数のお店でチケットを使ってネタと引き換えるお客さんが多かったが、こちらでは、多くのお客さんが1店舗で海鮮丼を完成させて、まとめて会計をしていた。
ああ、なんという楽しさ。どのネタをいくつ選ぶか、無限大の組み合わせの中から、自分の欲望のままにどんぶりを作り上げる。お店のおじさんやお姉さんとのやり取りも、とても良い思い出になる。まさに、旅の1ページを彩るエンターテインメントだ。ひとりでも、グループでも楽しめる。釧路を訪れる皆さん、是非、お試しあれ!
美味しかった。ごちそうさまでした!
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