【温泉】伊東温泉「ケイズハウス伊東温泉」(K's House Ito Onsen)(静岡県伊東市)
昨日、静岡県は伊東温泉にある、温泉に入れる文化施設「東海館」さんの記事をアップした。
今日ご紹介する温泉は、そのすぐお隣にあるゲストハウス「ケイズハウス伊東温泉」(K’s House Ito Onsen)さん。こちらに1泊したときのお話だ。
外観
屋根に突き出た丸いドーム(望楼)が特徴的な、木造の大きな建物だ。
玄関には、唐破風の立派な屋根。玄関屋根を含め、全般的に、「東海館」さんの外観とよく似ている。
館内
館内も「東海館」さんと良く似ていて、日本建築の粋があちこちに散りばめられている。
共用エリア
こちらの施設は、ゲストハウスだ。世界各国からの旅人が訪れる。ゲストが誰でも使える共用エリアや教養施設が整えられている。
客室
私が泊まったのは、102号「桔梗」というお部屋。料金は素泊まりで1人6800円(2023年1月当時。入湯料別途150円)と、大変リーズナブルだった。支払いは、事前カード決済。
お風呂
このゲストハウスには、温泉がついているのだ。大浴場は男女別になっている。
※以下の大浴場の写真は、撮影が禁止であったため、「井伊部長」さんのサイトよりお借りしたものです。
大浴場(女湯)
大浴場(男湯)
とても綺麗に改装されていて、共同浴場に慣れていない外国の方にも安心して入っていただけそうだと感じた。
貸切風呂
2階と3階に、小さな貸し切り風呂があり、自由に入れる。
浴室内はやはり綺麗に改装されていて、共同浴場が苦手な外国からのゲストにも温泉を楽しんでもらえそうだ。
温泉分析書
こちらが、温泉分析書。
大浴場も貸切風呂も同じ源泉だった。泉質は、カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉。クセのない優しいお湯で、温泉慣れしていない外国からのゲスト向きだ。
この施設は、文化財級の歴史ある名建築を生かしつつ、世界各国からのゲストをお迎えするために、とても上手に改装を加えている。お見事だ。伝統的な古い日本旅館を再生させた成功例と言えるだろう。全国で古い温泉旅館の廃業が続いているが、このような施設を参考に、全国の歴史ある日本旅館が少しでも長く存続してくれるとよいなあと、心から願っている。
いいお湯でした。お世話になりました!
こちらのお宿の公式サイトはこちら。
伊東温泉のご当地グルメ「うずわ」についての記事もどうぞ!
私の温泉系記事へは、以下のリンク集からどうぞ!