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【温泉】指宿温泉「砂むし会館 砂楽」(鹿児島県指宿市)

今日ご紹介する温泉は、指宿温泉「砂むし会館 砂楽さらくさん。2022年12月に、こちらで砂むし温泉を体験したときのお話だ。

昨日記事にした「民宿たかよし」さんから、徒歩で訪問した。

こちらが、外観。一部改修中のようだった。

大きな階段に、南国っぽい絵が描かれていた。

エスカレーターで、2階の入り口へ。

下を見ると、浴衣姿のお客さんが、海岸に向かっている・・・。

2階の受付で、料金を支払う。何をレンタルするかで料金が異なるが、2022年12月時点では、レンタルバスタオルを借りて合計で1300円だった。

それから1階に降り、脱衣所で着替える。下着を付けず、裸の身体にレンタル浴衣をまとう。砂除けの小さいタオルを持って、外へ。

おお、寒い! この日は12月で、しかも、とりわけ気温の低い冬の日だった。風も強く、裸に浴衣1枚はかなりつらい。震えながら、小走りで砂むし温泉エリアに向かう。

次の写真の中央の、ゴザで覆われているエリアが、砂むし温泉エリア。

エリア内では写真が撮れなかったので、以下、ネット上の写真をお借りして説明しよう。

大きな砂場のようなスペースに、次から次へとお客さんが案内され、横になっていく。私も、ひとり分のスペースに横たわった。すると、係りの方が、手際よく、温かい土を、シャベルでどんどん私の体の上に載せていく。

いぶすき観光ネットより

あっという間に、頭以外の全身が、湿気を含んだ重い砂で覆われた。じわじわと、砂の熱がじわじわと身体に伝わってくる。数分前まであれほど寒く感じていたのに、あっという間に、何ともいえない心地よい温かさに包まれた。

なんだこれは。天国か・・・!

あまりにも気持ち良いので、ウトウトと、眠くなってくる。10分が標準だそうだが、制限時間はない。とはいえ、あまり長居をして体調を崩すのもよくない。設置されている時計と睨めっこしながら、眠気と戦いながら、十分に体が温まったところで、砂から体を起こし、お礼を言ってその場を後にした。

なお、天気や時刻によっては、以下の写真のようなオープンスペースで砂むし温泉が体験できるようだ。開放感があって素敵だ。

いぶすき観光ネットより
同上

砂むし風呂の後は、シャワーでしっかりと砂を落とし、広々としたお風呂でじっくりと温まることができた。お風呂のお湯はもちろん温泉で、泉質は、ナトリウムー塩化物泉

砂むし温泉とその後のお湯の温泉で、体の芯から温まることができた。

ところで、こちらを出発する際に、こちらの顔出しパネルが目に入った。「おじゃったもんせ」とは、鹿児島弁で「いらっしゃいませ」だ。

余談だが、私は、鹿児島弁がとても好きだ。かなり古いが、1990年に放送されたNHKの大河ドラマ「飛ぶが如く」にドはまりし、キャストたちの鹿児島弁に魅了された。特に西郷隆盛役の西田敏行と、大久保利通役の鹿賀丈史の演技が素晴らしかった。今でも好きで、NHKオンデマンドで時々観ている。歴史に残る名作だと思う。

指宿名物の砂むし温泉は、特別な体験で、とても良い思い出となった。

いいお湯(お砂?)でした。お世話になりました!

こちらの施設の公式サイトは、こちら。

こちらの施設についての「いぶすき観光ネット」さんのページは、こちら。

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サザヱ
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