【裁縫録0121】 ラグランパーカー(クライ・ムキ式)
春物にしよう
クライ・ムキ式ソーイングスクールの初級9つめの課題はラグランパーカー。
これ、少し前に別の生徒さんが冬用のモコモコ生地で作っていて「いいなぁ」と思っていた。試着したところを見せてもらったら冬場のアウターとしてかなり良い感じ! ただ、作った本人は「ポケットが欲しい〜」とコメントしていた。初級ではポケットはまだ難しいもんね…。
アウターとして着るなら確かにポケットがないと物足りなく感じるかも。それなら、春夏に1枚で、あるいは何かの下に着られるものを作ればいいんじゃない? そろそろ春物の生地が出回ってる時期だし。
というわけで薄手の生地、柄も爽やかなグリーンのリバティを選んだ。
ふわふわした小花柄とかは似合わないから、リバティって普段は選ばないんだけど、これはガーリーすぎないからいいかなと思ったの。
フードがよくわからん
フードのパターンを見て、これはどうやって組み立てればフードの形になるんだ???と謎だった。教室で使うパターンは、先生の指示に従って作る前提だからあんまり詳しい作り方解説はついてない。中表にして縫って、ひっくり返してたたみ直したら、あら不思議、ちゃんとフードができた!
立体パズルとか壊滅的にできないクチでしてね、子供の頃の算数とかで,展開図から立体の形をイメージして解く問題とか苦手だったからね…あはは…。
フードを身頃に着ける時にたくさん重なった布を縫うため、落とさないように少し気を使ったが,その他は、袖をつけるのも脇を縫うのもこれまで何度も出てきてる普通の縫い方で、なんてことなかった。そう、仕上げ以外は。
やっぱりカバーステッチ…
鬼門はやはり最後のカバーステッチだった。家では使わないし、教室でも毎回使うわけではないし,それでいて糸かけも他のミシンに比べて断然複雑だし、とにかく覚えられないのだ。
前回はYouTubeで復習して行ってなんとか自分でセットできたんだけど今回は朝寝坊したので復習してない(ダメ)。何度か先生に聞きながら糸をセットしたが試し縫いしてみると裏がぐちゃぐちゃ。再度先生に泣きついたら、あちこち間違いだらけだったことがわかった。
1ヶ月後とかにコイツを使ったらまた同じことになるのが目に見えていたので、ちゃんと糸かけができた状態を写真に撮って残した。
カバーステッチミシンには4本の糸がかけられるんだけど,通常は3本しか使わない。それで,何番目の溝に糸をかけて、どこの穴に通す…とか毎回わけわかんなくなるんだよ。
そして2本の針糸をとても細かい部品の溝に通さなきゃいけない。目が悪いとこれが結構つらいのだ。スマホで拡大したら、どうなっているのかがようやくちゃんとわかった! これは糸を扱う手の感覚で覚えるしかないかな。
ちなみにこの「ふらっとろっく」というカバーステッチミシンには自動針糸通し機能がついていないので自力で通さないといけないんだけど,まぁワタシには不可能なので、ミシン用の針糸通しを持参している。基本的にお教室にお道具が全部揃ってるから生地だけ持ってくればOKだけど,これだけは必須!
この4枚の写真に注意ポイント入れて自分用のマニュアルを作って次から持っていこうと思う。
っていうかね〜、このお教室、シニア世代も結構来てるんだけど、なんで皆さんマニュアルもないのに、先生の手解きを数回受けただけでロックミシンやらカバーステッチやら使えるようになるわけ? (一般的にシニアが苦手だとされてる)パソコンやスマホ覚えるよりも百倍難しくないか?
遠目に見ればまぁ爽やか
出来上がりはこんな感じ。
まずまず爽やか。
後ろはこんなの。
カバステで縫ったところはだいぶひどいんだけど,細かい柄物で糸がいい感じに紛れるので遠目ではまぁ見られるかな。
もう少し暖かくなったら使えそう。
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