【裁縫録0108】 レースカーディガン(クライ・ムキ式)
おすすめされた生地
クライ・ムキ式ソーイングは、大きな会社がやってるお教室にありがちだけど、まぁ営業熱心である。行くたびに新しいパターンができただの、今月の限定パターンと生地はこれです!だのと危険物が湧いて出る。
通ってるヨガスタジオで得体の知れないダイエットフードなんかを営業してるのは見向きもしないワタシだけど、こっちは、時間とお財布に余裕があって、好きなデザインだったら乗ってみちゃう。
というわけで、夏の頃におすすめされたレース生地と、ロングカーディガンのパターンを買ってしまったわけですハイ。
先生が作ってきた見本がまるで既製品の、夏場によくある日焼け対策の羽織ものみたいな感じで、「え!こんなの作れるの?」って思ったのだ。「まだワタシのスキルじゃ無理っすよね…」って聞いてみたところ初級でもOKなパターンだから大丈夫とのこと!
レースの扱いがわからん
レースなんてね、絶対ひとりではやってみようと思わない生地なんですよ。これどうやって縫うのさ? なんか難しそう…。
こういうよくわからない素材こそお教室で教えてもらいながらやるのがいいわね、ということで、普段のカリキュラム作品を少しお休みしてこっちをやることに。
難所は裁断
レースの場合はパターン通りではなくて少しアレンジして使う。裾や袖口を折り返して処理するところは基本的には切りっぱなしになる。レースの場合はどこで切ってもいいわけではなくて、左右同じ模様の、ほつれにくいところで…等、柄合わせをしっかりしないといけない。
用尺的にもわりとギリギリだったし、自力では難しかったが、先生に手伝ってもらいながらどうにか。
普通に縫ってOK
そして気になってたレース生地の縫い方だが、なんてことはなかった。他のニットを縫う時の同じ設定で普通に縫うだけ。ロックミシンの場合、もともと生地の網目にかなり複雑に糸を絡めてくれるので、あんまり考えなくてもしっかり縫えるみたい。普通のミシンで縫うのはとても難しそうだけどね…。
柄合わせ・裁断に手間取ったので時間内に終わらなかったけど、カリキュラム作品と違って家でやるのもOKなので、残った部分は帰ってから仕上げた。出来上がりはこんな感じ。
普段は「売ってそうなものは大抵買った方がコスパがいいので買う」「作るのはなかなか売ってなさそうなイカレたデザインのやつだけ」としてたんだけど今回はレースを縫ってみたかったから無難なものを作ってみた。
ロックミシンかあればレースはそんなに手強くない。ただし柄合わせは手強い。