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やっぱり、音楽で繋がっているご縁も大切にし続けたい
先日、音楽仲間の方のオカリナ発表会へ家族で出かけた。
今回は彼女の生徒さん方の発表会で、
「どなたでもお気軽に遊びにいらしてください」とのこと。
この方と初めてお会いしたのは、6年くらい前のスタジオ。当時入っていたセッションコミュニティに後から参加された。
オカリナを吹かれる方は周りになかなかいらっしゃらないので、新鮮な気持ちでご一緒させていただいた。
"どんな楽器でも一緒にセッションできるんだ!"とワクワク。
コロナ禍では、よくリモートでご一緒にレコーディング(Acapellaというアプリを使って、1人でも複数人でも演奏を重ね録りできる)やセッションをしていた。
それなのに、妊娠したら思うように動きにくくなって、出産直後から数ヶ月は怒涛の日々。
寝食と最低限の家事をとりあえずするだけで精一杯。
リアルセッションは月1回開催されているけれど、今はまだ行けない。
みんなにもまた会いに行きたいのに、今は会えない。
そんなもどかしい日々が続いていた。
でも、彼女の発表会のお知らせを知ったとき、"この日なら家族で行ける!久しぶりにお会いできるチャンスなのでは!"と思い、思い切って行くことに。
会場に着くと、皆さん続々と集まられている。
そして、彼女の朗らかなアナウンスが聞こえてきた。
濃紺の縞のお着物に黄色い帯の装いがとても素敵で、よく似合っていらっしゃった。
曲目は「Believe」や「カントリーロード」、「糸」など馴染みの曲もちらほら。
皆さんの澄んだ清らかな高原の空気を感じるような、柔らか~いやさしい響き。
そのふくよかな音色に、ゆったり癒されたひとときだった。
音楽仲間の方は、途中何曲か生徒さんと一緒に演奏されたり、講師演奏でオカリナとクラリネットを吹かれたり。
彼女のおおらかでやさしいお人柄がそのまま音に表れていて、"あぁセッションのときも、この音色が大好きだったなあ"と懐かしくなった。
発表会終了後も少しお話できて、何より。
息子にもにっこりとたくさん笑いかけて話しかけて下さり、休憩中のお気遣いにもホワーッとあたたかい気持ちになった。
夫婦共に「また是非ご一緒にセッションしましょう!」と約束し、帰路に着いた。
妊娠・出産を機に、音楽仲間の方との集まりから離れてしまうのが寂しくもあった。
でも、やっぱり音楽で繋がっているご縁をこれからも大切にしたい。
なかなか今はスタジオでの演奏に行けなくても、別の機会にお会いできることもある。
そんなときは、チャンスを逃さず是非その機会に。
やっぱり、会えるときに会いたい人に会っておいた方がいい。
本人がやりたいかにもよるけれど、息子も大きくなったら、いつか一緒に演奏できるといいな。
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