ファスト&スロー#8
『ファスト&スロー』 ダニエル・カーネマン
第3章自信過剰
第22章 エキスパートの直感は信用できるか
第23章 外部情報に基づくアプローチ
まとめ
・直感の信頼度は、予測する事柄に秩序があるのか、フィードバックを得られているかによってある程度分かる。
・主観的な自信は信頼に欠ける。
・外部情報に基づき、計画は判断する。
・内部情報による評価だと、ベストケース、シナリオに近づいている場合が多い。
主観の絶対性は疑わしいということを理解した。
私たちは、計画の判断をするとき、ここまでこのくらいの時間で終わったから、あとはこれくらいの時間で終わるだろうとかこの人の計画なら大丈夫だろうと思うことが多い。
しかし、それは本当に正しいのだろうか?
大抵、予測不能な妨害がはいったりして、遅れることの方が多いのではないのだろうか。
判断は、外部的アプローチを重視すべきだ。
つまり客観的なデータ、同程度の規模で同じような計画をしたときにはどのくらいの時間がかかったのかや、成功率はどのくらいだったのかを基準に判断した方が、見通しが良いのだ。
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