記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

【日常と漫画感想】あけましておめでとうございます/『環と周』(よしながふみ)感想

遅ればせながら新年あけましておめでとうございます。


お正月に食べた皿鉢料理…!


年末年始、私は、咳、鼻水、熱…そして耳までおかしくなり、連日病院へ行ったり、息子と娘が冬休みでどちらもずーっと家にいるので、朝から晩まで遊びに付き合ったりと…:( ;´꒳`;)


もう生きる気力を失うほど何だかグッタリとしておりました💦💦


1歳児と2歳児のパワーは凄まじく、しかも2人ともなぜかお昼寝しないので、朝から晩までノンストップでお世話しなくてはならず、とても大変でした😰

今年もよろしくニャー


昨年は年子育児と猫ちゃん3匹のお世話に忙殺され、全然ライターの仕事が出来ませんでしたが、今年は少しでも書く仕事が出来れば嬉しいなあと思っております。


母親2年目に突入しましたが、もう毎日反省点だらけで、、、

しかも身体はしんどいし、自分時間がほぼなく、メンタル的にも結構辛くて、、、😭


子供は可愛いので頑張りたい、頑張らなくちゃとなんとか自分を奮い立たせる日々です。

正直、もう何度泣いたか発狂したかわからんです。育児ヤバい…😭😭😭


良いお母さん的なものには全然なれそうにありませんが、共に悩んで、共にお腹を抱えてたくさんたくさん笑い合える家族でいられるようにはしたいなと思います😭😭😭


😀😀😀

よしながふみさんの『きのう何食べた?』がめっちゃ好きなので、昨年末、評価の高い連作短編マンガ『環と周』(集英社)を買って読みました。


本作は、中学生の一人娘が、女友達とキスをしている所を目撃して、大変動揺した母親が、夫に相談するところから始まりますーー。

しかしその話を聞いた夫は意外と冷静で。

なぜなら夫も昔、同級生の男の子を好きになった切ない思い出があったからです。



※【注意】以下、ややネタバレあり

本作は、「環」と「周」という2人の人間が、時代を変えて、何度も何度も再会する様子が連作短編にて描かれていました。


1話を読んだだけでは、一体だれが環で、だれが周なのかわからなかったのですが、読み進めていくと、全体像が見えてきます。



しかししかし、私はもう最後のページに行き着くまで、何度も胸が締め付けられて悲しくて泣きましたよ。人の愛の重さや、命の儚さ、時代によって、立場が違うことでのすれ違いなどに泣かされましたよ…。


でも、何っっで!!! こんな辛くて切ない人生を…男に生まれてきても、女でも、江戸時代でも戦後でも、何度も生きなければならなかったのだろうと思いました。


もちろん、どの時代に生まれてきても、悲しくて辛いばかりではなかったと思うのですが、でもあまりにも切ない…やり切れない人生が多いように感じてモヤモヤしました。


ラストまで読んで現代編を振り返れば「なるほど」と思って感動もしたのですが、でもやっぱり募るモヤモヤ…。


私は、大切な人と生まれ変わって何度も巡り合えるとしても、幸せな一時を何度も繰り返し味わいたい強欲ババアです!笑


重厚で重い人間愛の物語ですが、さすがよしながふみ先生、読み応えは抜群ですが、でもなぜかジレンマを感じる漫画だったなあ…とも思いました。


偉そうにすみません💦


私的には『きのう何食べた?』のほうが好きです。


では本年もどうぞよろしくお願い致します。

健康で安全で、素敵な一年になりますように。


さゆ

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集