制限されて辛かった子供の頃/我が子を通して救われる
私は子供の頃、色んなものを制限されて育ったので、わが子2人には絶対そんな窮屈な思いをさせないぞ…! と、ゆるゆるな子育てをしている自覚があります。
1歳9ヶ月の我が子は、テレビとYouTubeがとっても好き。テレビは「おかあさんといっしょ」。YouTubeはレオ君の動画が特にお気に入りのようでニコニコ見ています。
ーーでもこれ、子育て支援施設などで「あかん」と言われるやつです。
特にYouTubeは…。
ですが私は小さい頃、ゲームを全くさせてもらえなくて。高校生になっても携帯(当時はガラケー)も中々買ってもらえなくて、テレビも観て良い番組はめちゃくちゃ制限されていて…。
(確か、サザエさんとちびまる子ちゃんとコナン君とたまーに音楽番組が許されていた…)
ですがそれだと、周りの話題についていけないのです。それに今、学校で流行っているものが一体何なのかもよくわからない。子供にとってはまあまあの弊害のように思います。
ポケモンとかめっちゃ面白そうなのにゲームボーイももちろん持ってないし、アニメも観ることが許されてないし、もちろんカードも買ってもらえないしで、八方塞がりで、とても辛かった記憶が忘れられません。
ちなみに、漫画も禁止された時期があって、お小遣いで買ったものを何冊も全部ビリビリに破られて捨てられたことがあり、それはもう今でもトラウマ案件となっています。
そのため、私は大人になってから、自分で任天堂DSやWiiUを買い、色々プレイして、漫画も死ぬほど買いました。もう何百冊と買いました。
漫画に至っては、ハマりすぎて書評を仕事で書くまでになり、テレビも今、有り難きことに夫が様々な有料チャンネルを契約してくれたので、気になった番組を片っ端から録画して観ており、36歳にして立派なテレビっ子となっています。
ちなみに私が現在好きな番組は「水曜日のダウンタウン」です。保護者が嫌いそうなやつが好きなんよ…。
そのため、息子がYouTubeを観たがったら、ハイハイと許可してしまっています。
変なのは見て欲しくないから、できる限り一緒に見て2人でわーわー盛り上がるようにはしているのですが、気がつくと1時間近く見てる時もあって、それはやりすぎたかな…と、後から反省します:( ;´꒳`;)
目が悪くなるな…。
「おかあさんといっしょ」で一緒に歌って踊るのも私が楽しくて。
子育ては、昔自分が出来なかったことを、我が子にしてあげることで、私自身が救われている部分が確実にあるなあ…と思います。
テレビやゲーム、漫画の他にも、眉毛を整えるのを許可されなかったり(そもそも許可がいるものなのか…?)、もらったメイク用品を捨てられたり、門限がとてつもなく早かったり…。
子供の時の辛かった記憶、理不尽に制限されたことを、我が子に楽しんでもらうことで、幼い頃の自分を癒そうとしていることがあるな…と、私は最近、我が身を振り返ってしみじみと思いました。
それは果たして良いのか悪いのか…。
私と我が子2人は親子だけれど、別々の人間なので、そこは意識して育てていかないとな…と思いつつも、あなたたちは、自由にのびのびと好きなことをして育ってね。母ちゃんなるべく反対しないからさ。世界中どこでも行ってきなよ。
娘ちゃんも、大きくなったら一緒にメイク用品買いに行こうね。学校にバレない透明マスカラとか選ぼう‼️‼️ …と言い出しそうな私がいて、何を制限して、何を自由にしようか、教育はまだまだ今から迷いそうだなあと思っています。
何にせよ、愛情にまみれて我が子には育ってほしいものです。
あかんものは、ちゃんと理由も説明して「あかん」と言いたいです。
あと、大人でもちゃんと子供に謝れる人間でいなきゃなとはすごく思っています。
さゆ
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