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ダイエットで若返る人・老ける人
「甘いものを我慢して10㎏やせたけど体型が変わらず、甘いものを解禁したらリバウンドしてしまった」
「1日の糖質50グラム以内の制限がきつすぎて、プログラム終了時にはその開放感で炭水化物をおいしく頂き、2ヶ月かけてまた元の体重に戻った」
と悲しいレポをよくいただくので、今回は食事制限せずに「見た目を変える秘訣」をお伝えします。
食事制限をすると老ける
苦しいダイエットは「コルチゾール」というホルモンの分泌を増やします。心身のストレスから身を守るために分泌されるホルモンですが、成長ホルモンの分泌を妨げ、筋肉を減らして脂肪をためこみ、老化を促進してしまうという恐るべき副作用もあります。
ちなみに筋肉と脂肪では同じ2㎏でも体積がこんなに違います↓
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食事制限で体重が減ったからといって安心していると「逆に脂肪がふえてしまった」ということになりかねません。
また「レプチン」という食欲を抑えるホルモンが減少し、満腹感を感じにくくなります。さらに「筋トレしなくちゃ」「〇〇をやめなくちゃ」と交感神経が高まると唾液の分泌が少なくなり、味覚が鈍くなるのです。
これは私もやっていたのですが、「これ食べたら太るなー」と罪悪感とともに食べるとコルチゾールが増えて余計に太ってしまうなんてことに!
まずはリラックスして食べましょう。
体が欲するものを食べると痩せる
私は大学でも栄養学を学び、忠実にそれを実行していたのですが、そこに大きな落とし穴がありました。PFCバランス(たんぱく質・脂質・炭水化物の比率)など頭で考えて体の欲求を無視してしまっていたのです。
これは一例ですが「本当はお肉が食べたいけど、太るから納豆を食べる」ということをしていた時期がありました。健康のためと思って食べていたのですが「あれ?こんなに食べているのに満足できない」と気づきます。
そこであきらめてお肉を食べたらすぐに食欲が落ち着いた、という経験を何度もするうちに「本当に自分の体が欲しているものを食べよう」という考えに変わりました。
何でも摂りすぎは良くないし、健康のためと思ってもおいしくないものは消化できているのかどうか疑問です。
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現代では、企業が表示した賞味期限や消費期限、栄養表示などの情報に頼るようになり、五感を使わなくても安全な食品を得られるようになりました。
それと引きかえに情報に頼りすぎてしまい「自分で選ぶ」「自分で決めるための勘」が失われているような気がしてなりません。
本当に体が欲しているものがわかるようになると、自然と食べ過ぎることもなくなり、適正体重になります。
「おいしい」「いい香り」など「快」の感覚で食事をしていると、食事をしながらでもエネルギーが使われ、脂肪の消費率も高まるから。
私たちの脳はどれくらいお腹にたまっているかを確認しつつ、目や鼻、舌からの情報を使って満足感を感じます。
食事は単に栄養素を摂取するだけのものではなく、人生を豊かにしてくれる大切な時間。
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パソコンやスマホを見ながら、仕事をしながら、などの「ながら食べ」ではなく、愉しく、時間をかけておいしくいただきたいですね。
体が欲するものとは?
体は本当に必要としている要素が何なのかを知らせてくれませんが、不足していると「何か食べたい」という欲求で知らせてきます。
それが満たされるまで欲求は続くため、本来欲しているものを補給できたかどうかは、その欲求が消えたかどうかでしかわかりません。
つまり、体の欲求を満たしてあげれば食べ過ぎることはなくなるのです。自分を知れば、新しいダイエット法に踊らされることなく、人生を楽しめるようになります。
これからもいろんなダイエット法が出てくると思いますが、いちいちそれらに惑わされないためにカラダの声を聴く力(体感力)を養っていきましょう。
体がガチガチに固まっていると体の声は聴けません。
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「体が軽くなりました」「体のめぐりがよくなりました」というご感想を多数いただいており、海外からでも参加できます。