手作りが美味しい『外食以上の我が家のクリスマス』【公式】料理研究家　指宿さゆり

今年のクリスマスディナーは
こんな出来上がり。

ケーキは子供が飾り付けしてくれて
非常に美味しい仕上がりでした。
いつもケーキは食べない主人がぺろっと食べるぐらいライトで美味しい仕上がり。
おうちで作るケーキの方が断然美味しいので
値上げで買う以上の何十倍も価値がありましたし、チョコレートのコーティングを忍ばせたことでより美味しい仕上がりでした。子供が自由にデコレーション。

クリスマスの料理というものも大変ですよね。
手作りの家庭だと食材仕入れがまた大変です。
一つの店舗では思った以上の良い食材に出会えなかったりで
何件も何件も回ることとなります。
となると時間が大変かかります。
物価高騰でスーパーマーケットの食材の数や仕入れを減らしていることもあり、入手が難しいものも増えました。
ですが色々工夫で
魚、肉、麺、鮮魚のサラダや肉加工品やスープなども
外食以上に贅沢なクリスマスディナーとなりました。

子供連れでは独身時代のクリスマディナーのように何万円かけての食事は難しいので家で手作りと思いましたが
外食よりおいしく贅沢に。

これは素晴らしいことです。

やっぱり子供と過ごすクリスマスも後どれぐらいかなと考えると
家族で手料理をと続けてきましたが、ここ数年の成長で『おうちの料理が一番美味しい』『外食よりも家の料理が一番美味しい』『どこでも食べられないおうちの料理が一番嬉しい』など深い深い感想を話してくれるようになりました。

普段から料理は工夫と知恵で外食のような料理を食べさせてあげられているのも良いのかもしれません。
ですが、成長のための栄養が一番考えてのことと
主人は特に原価も考えて栄養と作っておりますのも
良い結果かと思います。

外食もすっかり外資系が入り込んで昔以上に美味しいとは考えられないお店も増えました（事業継承で味も価格も変わる店）こともありますます我が家の料理は貴重に感じます。

大人になって家族の思い出を想起するとき、必ず料理が出てくるのできっと良い記憶となるでしょう。

私自身も体調や体力などもあるのでどこまで残してあげられるのかと思いますが。
普通の外食でいただく料理ぐらいはいつだってできますし、外食以上の美味しさを作ることはできるので。

そうそう、子供は自分で作る料理にも自信が出ており
生きていくためのスキルとなるのはどんな習い事よりもこれから少子化の影響を考えて大正解です。将来必ず必要となるスキルと教育は直結しておりますしね。

そんな我が家のクリスマスディナー。

パスタも本格ソースで仕上げリッチな味わいに。
昭和なクリスマスも楽しいですが、やっぱりその日だけ味わう一年に一度の味は大事

美味しい仕上がりでした。
パスタソースは和牛仕上げ。

料理研究家　指宿さゆり

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