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外出自粛期間中に購入して良かったもの
この3ヶ月、スーパーや薬局、近所への散歩くらいしか家を出ることがありませんでした。そんな代わり映えのしない日常のなかで、購入して良かった!生活が潤った!と思ったものを記録していきます。
①HARNEY & SONSのイングリッシュブレックファストティー
自宅で仕事をするようになってから、コーヒーと紅茶の消費率がグっと上がりました。外出自粛期間が始まってからすぐの頃、無性に紅茶らしい紅茶が飲みたくなり買ったのがイングリッシュブレックファストティー。味も癖が無くて良いし、ストレートやレモン、ミルクを入れて作業中に飲んでいました。
買うときにほかのフレーバーも見ていたら、こちらのお茶に心を鷲掴みにされてしまいました。
「ウィンターホワイトアールグレイ」って.......!!何が白いのかは不明だけどネーミングが美しすぎませんか......。個人的にツボすぎて、思わず手帳にメモしてしまったくらい。アールグレイティーはいただき物のスリランカ土産がまだあるので、そちらが飲み終えたら買ってみたいなあ。
②無印良品 ひのきのまな板
今まで野菜を鍋に入れやすいよう、折れ曲がるまな板を使っていたんですが、ポキっと折れてしまったので新たに購入しました。水で洗っていると、ひのきの香りがふわっと広がるので多幸感がすごいです。
③スチールケース社のシンクチェア
こちらは旦那さんが購入したもの。旦那さんは在宅になってからダイニングテーブルに備え付けの椅子を使用していたのですが、座りすぎて(?)まさかの破壊。そこで買ったのがスチールケース社のシンクチェアでした。届いてからわたしも座ってみたのですが、もうね...。まるで胎内にいる赤子の如くふんわりと体が包みこまれます。座り心地や作業のしやすさを考えて作られた椅子ってすごい。
④向田邦子さんのレシピ本
ドラマ『阿修羅の如く』やエッセイ本『父の詫び状』で知られる脚本家・小説家・エッセイストの向田邦子さん。中学生時代に『父の詫び状』を読んでその文体と豊かな感性に衝撃を受け、それ以来ずーっと大好きな作家さんの一人です。数々の名作を遺した向田さんですが、大の料理好きで小料理屋を開いたり、食事をテーマにしたエッセイも数多く残されました。それらのエピソードを読んでから気になっていた本、『向田邦子の料理本』を自粛期間中にゲット!美味しそうな手料理のレシピや愛用していたお皿がすべてカラー写真で載っていて、どれも作ってみたくなりました。
飛行機事故により51歳という若さでご逝去された向田さん。旦那さんの実家に帰省したときに向田さんの話になったのですが、なんと義父が同じ飛行機に乗る予定だったこと判明(!)義父は直前に乗ることができず難を免れましたが、人の運命というものは本当に分からないものだなと思いました。女性としてはまだ生きづらさが残る時代、猫、料理、ファッション、旅をこよなく愛し、独身を貫いた向田さん。時代を先取りしたかっこよさのある彼女がもし生きていたら、どんな風に社会を見て何を書いてくれたんだろうと考えてしまいます。
⑤ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック 村上春樹 著
ジャズ・エイジやフラッパーが流行し、社会・文化・芸術が力強く花開いた1920年代のアメリカ。そんな黄金時代に売れたのが『グレートギャツビー』などで知られる作家スコット・フィッツジェラルドでした。彼の描く物語は夢があるのに現実の残酷さもきちんと描かれていて、不思議な魅力があります。本作はそんな彼の人生や作品の軌跡に村上春樹さんが迫っているのですが、その徹底した調査ぶりがすごかった...。村上春樹さんってこんなにフィッツジェラルドが好きだったのか!とかなり驚きました。数年前、村上さんがフィッツジェラルド作品の新訳を担当していたのも納得です。1988年に出た本ですが、せめて学生時代に出会いたかったと思いました。それくらい知らなかったことがたくさん詰まっていて◎。次はフィッツジェラルドが娘へ宛てた手紙をまとめた本も読んでみたいです。
⑥Kindle Unlimitedに再加入
Kindle Unlimitedに再加入しました!以前加入していたもののなんだかんだ読めず解約。そんな失敗を糧に今回は「週に5冊読む」というルールを決めて利用しています。活字本はもちろん漫画でも雑誌でも含めて5冊!ということにしているので、いい感じに続いてます。一番役に立ったのはやっぱりレシピ本。笑
毎日の献立考えるの大変すぎるぜ...。世の中の主婦・主夫・自炊頑張っている皆さまほんっっっとにお疲れさまです。
⑦ハリーポッターUNO
Switchのどうぶつの森が大流行する中、わたしと旦那さんはポケットキャンプどうぶつの森やLINEポコポコにどハマり。(いまさら)
そんなゲームにも飽きてきたころ手を出したのがUNOです。久しぶりにやりたいなあと思い購入しました。2人で遊んでもかなりゲラゲラ笑えるので、大勢でやったらどうなるんだろう。絶対楽しいと思います。購入したハリーポッターUNOはオリジナルルールもあって面白かったです。
⑧マッサージローラー
オンラインヨガの無料体験講座を受けてみたり家の中でビリーズブートキャンプをやってみるものの挫折。そんなときに購入したのがこちらのマッサージローラーでした。これ一本でふくらはぎや肩をほぐしたり、背中をピザの生地のようにコロコロすることができます。寝る前にマッサージすると翌朝すっきり!
だけどもう少しきちんと運動しなければ。分かってはいるんです...うう...
⑨モネの『睡蓮』iPhoneケース
クロード・モネが描いた代表作『睡蓮』の絵がモチーフのiPhoneケース。こちらは旦那さんがプレゼントしてくれました。モネの絵が好きなわたしは狂喜乱舞。ケースを傾けるとキラキラの細かいラメが入った液体がまるで睡蓮の池のように流れていきます。自粛期間は美術館に行けなかったので、このケースを眺めてはうっとりしていました...。
睡蓮をモチーフにしたモネの絵は200作品ほど存在するとされていて、日本では13箇所の美術館で鑑賞することができます。今のところわたしが観たことあるのは、上野の国立西洋美術館の松方コレクションにある『睡蓮』のみ。池の色の青味が強いのが印象的な一枚です。久しぶりにもう一回行きたいな。
(↑ 2018年に見た『睡蓮』。松方コレクションは撮影OKでした、ありがたや)
ほかにもハナマサのベーグル、花椒の入った四川風麻婆豆腐の素、近所のパン屋さんの明太子フランス...など色々買ってはお腹も心も満たしていたのですが、そういった購入品はキリがないので割愛します。
わたしにとって外出自粛期間は、物質的にも精神的にも本当に自分に必要なものって何か?と考えるきっかけになりました。ミニマリストにはなれないと思うけど、これからも気にいったものだけを身の回りに置いていければな〜と思います。不穏な時期に配達してくれたドライバーの皆さん、本当にありがとうございました。
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