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最初で最後のアヤワスカ体験 inペルー⑤ ボミティーボセレモニー
ボミティーボセレモニーとは
私が参加したプログラムでは、一番初めにボミティーボセレモニーという儀式を受けました。
もしかしたらマイナーで一般的には行われてないものかもしれませんが、せっかく体験したのでご紹介したいと思います。
やり方は、コップ一杯のメディスンを飲み、その後ぬるま湯を6杯ぐらいどんどん飲んでいきます。
6杯飲み終わったぐらいで吐き気を催すので吐けるだけ吐いて、全部吐ききります。
ボミティーボセレモニーは、メディスンを使って嘔吐することで肉体と感情を浄化させるねらいがあるようです。
感想
プログラム2日目の朝、ボミティーボセレモニーがあるということで、参加者全員広場に集合しました。
実際この時まで何をやるセレモニーか知らなかったので、流れを聞いて「嘔吐の洗礼だな」と覚悟を決めました。
メディスンそのものはミント系のさっぱりした味でまずくなくてホッとしました。
ぬるま湯は3杯目くらいから辛くなってきますが、早く吐いた方が楽になる、儀式のために頑張ろうと、気合いを入れてどんどん飲んでいきました。
私の場合は6杯じゃ吐ききれなくて、全部で8杯飲みました。
吐くのは大変でしたが、吐いた後はさっぱりして、「吐くと楽になる」という過去の経験をしみじみと思い出しました。(笑)
ちょっと喉が痛くて、普段使わない喉の筋肉使ったな〜とか。
お酒の飲み過ぎで吐いた時は、吐瀉物の中に食べてた物が混じっててまずいし臭いし最悪だけど、今回吐いたのはメディスンだけでミント系の味で清涼感があるし、吐瀉物は無色透明で臭いもないし、同じ吐くのでも全然違うなと思いました。
他の人の嘔吐の音を聞くと自分は吐いた量は少なそうだけど、その分後で便として出たようです。
ボミティーボセレモニーのおかげで、吐くことへの恐怖心や苦手意識がなくなって、アヤワスカセレモニー本番で吐くことの覚悟も決まったので良かったと思います。
また、大地に跪き土に向かって吐くことで、自然に対して首(こうべ)を垂れて謙虚な気持ちになりました。
「最初で最後のアヤワスカ体験inペルー⑥ アヤワスカセレモニー本番」に続きます。
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