象印自動調理鍋stan.を半年間使った感想【料理が割と好きな人向け家電？】
約半年前に象印が出している自動調理鍋stan.を購入しました。
半年ほど実際に使ってみて、良かった点とイマイチな点がわかってきましたので、シェアしたいな〜と思い記事にしました。
かなり正直にレビューしましたので、購入を検討している方の参考になれば幸いです。
良かった点
◯味がしっかり染みて美味しい煮物orスープ等を放置して作れる
最大の良かったポイントはこれです！
他のサイト等でも書かれている通り、stan.は煮物系が得意なようで、かなり美味しいです。
個人的に1番好きでリピートしているのはチキンの柔らか煮込みです。無加水調理で鳥もも肉が柔らかく仕上がります！
◯公式サイトの料理にハズレが少ない（と思われる）
私が今まで作ってきたレシピの中では、明らかにハズレだな〜というレシピはないです。（個人の好き嫌いはあると思うので難しいところですが…）
◯デザインがシンプルで良い
デザインがシンプルかつすっきりしているのが良いです。この象印のstanシリーズは黒で統一されているので、揃えるとまとまりが出て良いと思います。（ちなみに私はオーブンレンジもstanシリーズを使っています）
◯比較的リーズナブルなお値段
2024/9/20現在、Amazonでは24,600円でした。比較的リーズナブルなので、自動調理鍋初心者の方には良いのでは無いかなと思います。
いまいちな点
◯調理完了後、ホウロウの内鍋が激アツ&重い
個人的に1番いまいちだと思っているのは、これです。調理完了後は、ホウロウの内鍋を取り出しお皿に取り分けることが多いのですが、これがまあとんでもなく熱くて重いです…まあまあ力のある夫でも大変だと言っているので、女性だとしんどい人が多いと思います。（できれば内鍋の持ち手を熱くないように工夫して欲しい…）
◯加熱開始から調理完了までのトータルの調理時間がざっくりとしかわからない&トータルの調理時間が長い
これも結構辛いところですが、本体でセットする加熱時間とは、沸かしが完了してからの時間のため、先ほどのチキンの柔らか煮込みでは本体で設定する加熱時間は1時間です。しかし事前に本体を加熱して沸かす時間もあるため公式サイト上調理完了は約1時間30分ほどなのですが、沸かしている間の時間は特に時間表示が減らないため、残り何分やねん！（突然の関西弁）となることもあります。
煮物系はおいしいものの、忙しい家庭ですぐにご飯が食べたい！というときに使えるかというと、時間がかかるため微妙なメニューもあるというのが事実です…
◯公式レシピが少ない&若干サイトが使いずらい
これもなんとかして欲しいです…
公式サイトの検索機能が使いづらく、メニューも限られているので、最近は作りたいメニューを考える→メニューをstanの公式サイトで探す→無い場合は同じようなジャンル（煮物、スープなど）のメニューを調べその調理時間をセットして、別サイトのレシピの味付けをする…という工程を踏んでいます。
だいたい何とかなります。（個人の見解です）
◯予約調理できるレシピが限られている
&調理完了後、保温へ自動で切り替わらない
予約調理もできるよ！という触れ込みの割には、公式サイトの予約調理メニューが少ないです…
あと、普通の調理メニューの場合、なぜか調理完了後は加熱が止まるだけで保温へ自動で切り替わってくれないため、加熱完了後すぐに食べない場合は調理完了のタイミングで保温ボタンを押さなければなりません。（なぜ…）
◯お米は炊かない方がいい
結婚当初別居婚という事情のあった我が家の場合、炊飯器としての機能を求められていたのですが、stanでは正直お米は炊かない方がいいなと思います…
主な理由としては、通常のしゃもじでは炊き上がったお米が内釜にこびりついてうまく剥がれません。お米が炊き上がった直後に、熱くて重い内釜を頑張って洗えばこびりつかずに取れるかな…ぐらいの勢いでこびりつきます。つらいです。
最後に
イマイチな点も正直多いのですが、私個人の感想としては、放置して美味しい料理ができるので買って良かったと思っています。
この家電は「比較的料理が好きだけど、忙しいからおかず•スープ等を放置して作りたい！」
という人向けの家電ではないかな〜と思います。
参考になれば幸いです。