ゆるざっくり書評:赤と青とエスキース

すごい。
ページをめくって最後に点と点が繋がる感じが気持ちよすぎる作品。

エスキース(下絵)をベースに学生や額縁職人らの話が進んでいくのだけど、4章~エピローグに入る直前で絶対1章から見返す仕掛けができている。

自分の物語は人から色をもらいながら色彩を帯びていくんだよなぁ。それをまとめたこのタイトルがハマり過ぎて読後の余韻に3日は浸りたい。

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