高橋早葉

すきな食べ物 餅

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最近の記事

存在しない小説の後書き05

 やってはいけないことをやらないためには双方の努力義務があるのだと思います。例えばですが、4つの謎と4桁のダイヤル錠があり、それぞれに答えが紐づいていた場合に私は3桁分わかれば残りの1桁は総当たりでやれば良いのではないかと考えてしまいます。数字なら10パターン、英字なら26、大小を含めれば52パターン、漢字を入れなきゃいけないなら2000以上…と、漢字の場合はさすがにもう一つの謎を解いた方がいいですかね。つまり、4つの謎を解く過程を踏むには4つ謎を解くしかないシナリオを用意す

    • 存在しない小説の後書き04

       記憶はどこに残るのか。最初にそう考えたのがこの本を書くきっかけでした。  具体的にいえば、あくまでフィクションの話ですが、幽霊がペチャクチャ話すのってどうなん?とずっと思っていました。記憶は脳にあるのか?肉体が覚えることもあるだろう。魂に刻まれた記憶があるのか?なんにせよ、幽霊が雄弁に物を語るのは私の中で直感に反していました。少なくとも、考えるのは脳のはずなので、物事を順序立てて論理的に解法を導く幽霊は私の中では幽霊ではない何かです。幽霊はもっとこう、感情だけが残った残留思

      • 存在しない小説の後書き03

         老後に必要な資金が2000万円といわれていたような気がしていたのですが、知らないうちに3000万円になっていました・・・。と、思っていたらネットニュースで老後資金4000万円がどうのこうの書かれていて、卒倒しています。怖くてクリックできなかったので内容は分からないです(汗)。  昨今では貧富の差が大きくなっていくことに対して、富裕層は金をいたずらに使う人がいないという見解を見ました。車を複数台は買わないし、別荘を何個も建てないし、食事を6回も取らない。なるほど、車を複数持っ

        • 存在しない小説の後書き02

           新元号は仗希に決まりましたね。元号は同じイニシャルを避けるというのはよく聞く話ですが、じょうき、まさかJとは思いませんでした。非常に想定外であるのに、言われてみればこれしかあり得ないと思わせるようななんとも不思議な感覚があります。新元号考えるの上手くない?ライトノベルを書いてみないか?  冗談はさておき、本作もとうとう13巻目を迎えて個人的にはほんの少し長寿の部類に片足を踏み込んだような実感がしてきました。1巻目を書き上げたときの自分に「お前の書いてる本、13巻目までは続く

          存在しない小説の後書き01

           ケンカが強くなるにはどうすればいいのか。この手の話題は良くも悪くも無くならないものだと思っていましたが、とうとう時代遅れとも言えるようになってきている気がします。 これにはいろいろな宗教がありますが、やはり殴ると痛い、相手も痛いが自分も痛い。このジレンマをどうにか克服する訓えがことケンカにおいては重要だとされているように思います。最近流行りのいわゆる異世界モノは力を授かって相手をボコボコにして…とこんな感じのものが流行っていますが、相手をボコボコにする過程で相手にダメージを

          存在しない小説の後書き01

          良い意味で無駄な時間【ダウナー系お姉さんに毎日カスの嘘を流し込まれる音声 [はるばーど屋]】

          本当はDLSiteでまとめページを作ろうとしたけど、自語り多すぎてこれレビューじゃないな…となったのでこちらへ。 良い意味で、ね?「良い意味で」と付けたら何を言ってもokだと思っているのか。そんな声が聞こえてきそうですが、そんなことはないです。(多分) 持論ですが「カス」とはぐるりぐるりと渦巻く思考の中で、ふと零れてしまったカケラのような、そんなイメージです。思考の本流自体は別にあって、そのなかで振り落とされてしまったものが偶然にもくっついてしまっておかしな文章になったり

          良い意味で無駄な時間【ダウナー系お姉さんに毎日カスの嘘を流し込まれる音声 [はるばーど屋]】

          他責思考セミナー

          自責思考で病みがちで生きづらさを感じている人に向けた他責思考講座です。 他責思考は一般には嫌われやすく、特にビジネスの場では成長を妨げるほか、一緒に働く同僚の足を引っ張り、どうやって干し潰し自主退社させるかの議論がアツいですが、この講座はいまを生きやすくするためのちょっとした知恵です。社会に出て嫌われ孤独になるための講座ではありません。 他責思考のメリットまずは他責思考をすることで得られるメリットを挙げます。 メリット1 自己肯定感が爆増 自身に責任がなくなるので、当

          他責思考セミナー