存在しない小説の後書き03

 老後に必要な資金が2000万円といわれていたような気がしていたのですが、知らないうちに3000万円になっていました・・・。と、思っていたらネットニュースで老後資金4000万円がどうのこうの書かれていて、卒倒しています。怖くてクリックできなかったので内容は分からないです(汗)。
 昨今では貧富の差が大きくなっていくことに対して、富裕層は金をいたずらに使う人がいないという見解を見ました。車を複数台は買わないし、別荘を何個も建てないし、食事を6回も取らない。なるほど、車を複数持っているような気もするし、別荘をいくつか持っていそうなイメージはなんとなくあれど、食事を6回もとるはずがない。きっと前に挙げた2つもイメージだけで実態はそんなことがないのかもしれないと思わされました。この感覚は結構大事かもしれないと感じます。
 実際にはそんなことがないものに対して持つイメージを覆すためには否応なしに説明を施すのではなく、別視点でのアプローチが必要なのかもしれません。斬新な切り口かつメタ認知が高いものだとより理解を補助するかもしれないです。情景を伝える中でもこのような表現で読者へイメージの共有がうまくできたらいいですが、狙ってやるのはなかなか難しそうです。それをしなくてもいいように細かく細かく伝えた方がいいのか、読者がもつ想像力を大いに利用させていただく方がいいのか、ケースバイケースなのか、そうでないのか。難しいですが、自身の文体とよく相談して前向きに取り入れる形で検討をしていきたいと思っています。
 話は戻って、老後3000万円、果ては4000万円?それってもう貯金というかわたしの生涯年収とどっこいどっこいなのではという気もしてきました。現代日本でお金をそんなに稼げる人、凄すぎる…!!