舞踊奉納 対人援助 桜咲く頃
春は毎年 ある神社さんで
舞踊を 奉納させていただく
芸能奉納の神様と
カラダとココロで お話させていただく
舞踊の本来の意味に立ち返る
原点回帰のとき
ここ数年間のテーマは
アメノウズメ 岩戸をひらく踊り
舞踊と 対人援助はまるで同じよう
ぴったりと閉ざされた扉が
いのちのエネルギーの あたたかな動きで
再び開かれ 光を取り戻す
扉を開くのは 自分自身
舞踊はそのきっかけにすぎない
ただ そのきっかけになれたらと願う
願いを込めて 感謝を込めて
音に身を委ねて 動きを紡ぐ今夜
まだ 神社の桜の木は沈黙している
花咲く頃に 一緒に舞うことを夢みて