心理カウンセリングのハードルが高いなあと思うわけ
困ったときに誰かに相談したいなあと思うとき、気軽に何でも話せる人が身近にいるということがベストだと思います。
できれば、そういった関係性の人が何人か周りにいて、テーマや状況によって変えられればさらに良いのではないでしょうか。
今から20年くらい前にメンタルの不調で、初めて心療内科にお世話になったときから、たぶんかなりメンタルダウンが一般的になってきた今まで、
あまり変わっていないと思うことに、心理カウンセリングのハードルの高さがあります。
精神的に弱っているとき、働くこともままならなかったりして経済的にも不安定な状況で、
カウンセリングの料金を継続的に支払うのは荷が重めと感じました。
カウンセリングの料金が労力に見合う、またはそれ以上と理解した上で
それでも現状の料金は困窮している状態の人には高く、敷居が高いなあと感じます。
また、色々調べてたどり着いたカウンセラーと相性が合わないと感じてしまい、問題解決にすっと取り組めることの方が少ないように思います。
ただ、相性が合わないと感じてしまうのは、よくあることなのだそうです。
初対面からすべての心の重荷を気持ちよくおろせるようなセッションの方が少なくて、たいていは徐々に関係性を築いていくことも多いからだったり。
あるいは自分自身の心の問題と向き合うこと自体が辛いと感じたり。
カウンセリングとは癒される場所だというように思い、過剰な期待をしていたり、傷つけられたと感じることもあります。
そもそも、カウンセリングとはどういうものかあまり周知されていないし、相談に対してどのような心構えでうけるものなのかがわからないまま受けてしまうことが多いように思います。
このような理由で途中で問題解決から遠ざかってしまったまま、数年が過ぎて事態が好転しないままである・・・ということは少なくないように思えます。
これからはもっと、カウンセリングの習慣が広く認知されて、受け方も周知されて、
カジュアルに相談ができて利用しやすい機関が増えてくれればよいなと思います。