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満月の明かりで 虹が見えたら


2024年11月25日。
デビュー前からひっそりと応援している方たち(株式会社DD所属のReLITという7人組のボーイズグループ)が、目標として夢の舞台と語っていた場所、それはZepp Divercity Tokyoです。

今日はそんな彼らが夢を叶えた記念すべき日でした。今日という日を、あの空間をいっしょに共有した思い出として、今日そのままの気持ちと勢いで書いてみよう!と思い立ったのでした。

わたしはあたまが散らかっている系ヒューマンなので、起承転結も序破Qもない文章を衝動のまま、心のままに今日は綴ろうと思います。

X開いちゃったら色んな方の感想が怒涛のようにあたまに流れ込んでくるから、今は書き終えた楽しみに取っておきますね。

わたしはひっそりとしたオタク生活を送っている地方住まいの陰のオタクです。perfumenを食い入るように見続けたのが2012年くらい。勇気を出して、むすめん。のライブに行くようになるも、肝心のZepp Divercity Tokyoは入院していたため、行けず、泣く泣くチケットを出したお取引を今でも覚えている。そして後に出たDVDを何度見返したことか。

そこから、長い年月、アイドルのむすめん。とめせもあ。を見守り続けて、昨年2023年12月8日。横浜アリーナで、推しさんたちはアイドルを卒業して、新しい航海に出られた。
そう、3人とも。3人同時に。3人とも……新しい航海に、、、

今月お会いした某ピンクのDIVAに
「あーーーんなに推しいたのにねぇ😂みーんないなくなっちゃうもんだからさァ😂😂😂」と憐れみのお言葉を頂きました。
大学のともだちには「さやさ氏は三次元でも推しがしぬんだな………やーい!推し未亡人!!!」としばらくはからかわれたものです。
推しさん達が卒業しても、MeseMoa.は今でも居場所としてあたたかく迎え入れてくれて、それがうれしくて。一度愛したものを簡単に手放せない性質もあり、変わらない愛を注いでいます。

推し未亡人と言われていても、ありがたいことに青野さんというとても大きな存在がわたしにはありました。青野さんが研修生の頃から特典会に参加させてもらっていて、青野さんとはコロナ禍から少しずつ対話を重ねてきたように思います。勝手に、めせもあ。オタクで白服さん大好きな仲間だと思っていて。それに加えて、好きなジブリ映画の話や、本の話をしたり。仕事の話をした時、青野さんが「あぁ……だからか!納得がいきました」って謎に何かを腑に落としておられたのが印象に残っています。もう4年になるけど、未だに久しぶりに会うと畏まって敬語で話されてしまいます。かわいいね。

デビューをかけたオーディション。オーディションとは……???と定義から考え直したくなる不思議オーディションも受け入れて頑張っている姿にますます惚れ込んで、めちゃめちゃ応援したんです。(お察しください)
オーディションの結果が出るイベントで初めて、パーテーション越しだけれども、対面でお会いすることがかないました。マスクしてるのに、分かってもらえた、名前を呼んでくれたこと、うれしくて、今でも覚えている。
オーディションで堂々の一位通過をした青野さんは………喜びではなく、笑顔もなく、戸惑いの表情を浮かべていたのでした。当時の彼の胸の内はわかりません。
そのイベントのお見送りで、それでもおめでとう!と祝福したくて、その言葉を押し付けてしまったように、今あらためて振り返ると反省しています。
あの先輩リスペストの赤チェックのお衣装に青いネクタイ姿は忘れられないものです。Endless Nightもね!!!!!!!!

それからReLITはある日、目標をはっきりと口になさいました。

あぁ、先輩の背中を追うのね、と思いつつ、そこからしばらくはあまりその目標を意識せずにライブに参加する日々が続いたように思います。

2022年6月。
MeseMoa.からのお知らせが投下されました。メンバー卒業のお知らせ(何とこれは第一弾🤦🏻‍♀️🗯)を読んでからというもの、「ずっと続く」ことは幻想なんだ、理解れよ!と胸ぐら掴んで揺さぶられている状態。そして同時に「やっぱ辞めるのやーめた!」って撤回してくれ頼む撤回してくれ頼む頼むどうにか、、、って祈る日々でありました。
情緒は乱れに乱れ、何かと感傷的になり、ReLITちゃんに割けるリソースが少なくなっていたのは事実です。目標のことも、いつかはね、きっとね、くらいにしか思えてなくて。でも、同時にReLITのライブに行くとめきめきと着実に力をつけていくのを肌で感じておりました。メンバーの目覚ましい成長に気付かされたり、青野さんだけを必死で目で追うのではなく、ゆるりと全員を見る余裕も生まれつつありました。
(滝かなたを見るな!!!吸い込まれるぞ!!気をつけろ!!!と当時必死に抗っていた)

ReLITもMeseMoa.然り、ライブからしか得られない心を揺さぶる何かを持つグループ。
ReLITは楽曲とパフォーマンスが抜群に良い、そして世界観をつくるのがうまい!!!実力に対して知名度が追いついてない!とかこっそり思ってたりしていましたが、気づく方は気づいて着実にファンが増えていきます。りりったーさんの輪が拡がって、お知り合いもたくさんできました。
そして、お知らせはいつも突然に。

な、な、泣いてるーーー!!!!って思ったらじわじわじわじわ、わたしももらい泣き。おや?先輩も泣いてる…………

絶対に来てください、泡吹いて倒れるくらい凄いから、と青野さんが言う。いつもはそんなに押しが強くないお方が言うの。それはもう特別に聞こえました。
平日休みにくいけど、どうにかするしかない。行く以外の選択肢がない。
(とあるともだちはよく「例え社会的にしんでも行く」とよく言う、この表現は積極的に使っていきたい、好き)

そして迎えた当日、11月25日。
何と、バチバチにプロのメイクアップアーティストによってヘアメイクを施されたReLITちゃんに公演前に会えるという親切な、何とも粋なタイムスケジュール。

緊張のあまり、青野さんの前ではおめでとうを言った後はヘアメイクのかっこよさとピアスの変化にへらへらっとしてしまった。何回か会いに行くも、ただただ今日がZepp本番ということにわたしが緊張して言葉に詰まる。終いには「ごめん、今日もうまく話せないんだけど、わたしの気持ち伝わった!?」と逃げ道塞ぐようなクエスチョニングを投げかけ、青野さんは目を見開く。「伝わってるよ!」……すまぬ。いつもすまぬ。
だめだ、だめだ、続きは明日、と逃げ去る。

続く、顔を拝みに……と軽い気持ちで立ち寄るようになった滝かなたさん。「かっこいい!」「でしょ!?」
底抜けに明るい、その感じが、同じ色の誰かを想起させて、さすがだなと唸る。
ふと思い出して何故かこのタイミングで「実はここの会場ずっと来れてなくて。連れてきてくれてありがとう」と口にすると、「初めてがReLITでありがとう!」と彼は言った。そしてわたしの目を真っ直ぐ見て(それはもう逸らすなと言わんばかりの眼力で)「ついてきてくれてありがとう。」と言い放ち、さやさは完敗。ノックアウト。その後のことはよく覚えていません。

続いて、本当にここ数か月間でお話ししてみたくて立ち寄る朝賀立さんのところへ。だんだん、伝えたいことの輪郭がはっきりし出したわたし、りゅうちゃんへ感謝を述べる。「待って、泣きそう……」と遮るりゅうちゃん。そんな、そんな。君の涙があふれたら宝石になっちゃうよ。

今日来れなかったともだちのために、宮前まさやさんで芸術的なポートレートを撮りたいと思い立つ。しかし、説明が下手過ぎてスタッフのお姉さんに「証明写真くらいのアップ加減」と説明する始末。
やったね、まさやくん。君のアイメイクと富士額で何人かの息の根止めれたよ。沼から心と足を掴んで、離さない。離さないでいてね。

あっという間に物販のお時間です。
落書き2L写真に写る、お衣装に思いを馳せ、期待はどんどん高まっていきます。

入場。セットどんなんだろうね、何かあの裏に隠されてるのかな??って話してた。

開演の挨拶。ReLITちゃんと、りりったーさんとでみんなで円陣の掛け声。We are ReLIT!!

ステージ装飾はなく、まさかの大型LEDモニターが2段。上段にもステージがある二階建て構造。

突如、現れる無限城(違います)
襖を開けて、開けて、開けて………光の先に、そこには7人のアイドル。
サムライって言いかけた、違う、アイドル。
装備がある………だと!?????刀、長槍、刀、双剣使い、扇子、番傘。そして、肌色のヘッドセット。
ここはどこだ、今からミュージカルが始まるのか!??
一気にアドレナリンが身体を駆け巡る。
(目が足りなくて、綾野れんさんの持っていたものは何だったか……)
一人ずつモニターに流れるお名前と、装備でワンアクション。
これがもう、えもいわれぬ、格好良さ。
一曲目はみんな予想ついてたかもしれないが、各々その装備を持ったまま、歌い、舞うのは、嗚呼、ずるゐ。ずるゐ、ずるゐ!!

この調子で書いていくと途方もなく長くなるので、後はセットリストを見ていただきたいんですが、もう畳みかけるセトリで。
とにかく演出に くううううう、と変な声出るくらい、魅了されましたね。
モニターに写される背景があら、これ錯視!?何かメンバーがずっとせり上がってくるように見える!!!ってのから、花火が上がったり、ハートが舞ったり、ブラウン管からお知らせ出たり、荒天になったり、炎は吹き出たり、と映像がもう豪華も豪華。

エッセンスを受け継がれしZepp衣装から、KING衣装へ………そしてマントも身につけて完全体に。

KING衣装を纏って出てきた青野さんに、どうしてもMeseMoa.の白服さんを重ねずにはいられなくて。姿形は違うのにどうしても、思い出してしまって。不思議だよね。

少し、別なところに目を移すと視界に飛び込んでくる方が2人。

あれ、この見方、このライブの見方……何だかすごく懐かしい。
(MeseMoa.の時はそれはもう視界を焦点を細かく細かくスイッチして3人を追いかけて見るスタイルだった)  
もしかして、ReLITでも複数愛を赦して、受け入れてもらえるかな、なんて。淡い期待を抱きつつ、ペンライトの数増やそうとか画策しています。

最後の一人ずつの挨拶で、やっぱり盛大にもらい泣きをし、締めの青野さんの言葉を聞きながら、「信頼」という言葉が浮かびます。この方がお話しされているのを聞いていると、やはり彼の言葉は力を持っている、信頼が置ける、と再確認するのでした。

「僕はこれまで夢を叶えたことがなくて。ここに立てたら、少しは自分を認めてあげられるだろうかと思ってました。でも、そんなことなくて、あるのは(関わってくれた)みなさんへの感謝です。」と話されましたね。

青野さんの、人間くさいところ、とても好きです。

でもね、今日は言わせてほしい。青野さん、ReLITちゃん、みんなすごいよ!!本当に夢を叶えたんだ。どうか、ご自分のことをしっかり認めてあげてほしい。そして支え合って、高め合ってほしい。次のステップに行くためにも……!
みんな、あなたの背中を見てるよ。

……ここまで誰も欠けず、みんないっしょに走り抜けてきた7人。よくぞ、ここまで頑張ってこられました。本当にすごいよ。
そして、これから、全国47都道府県ツアーに行くんだね。
この流れ、サプライズのお知らせ文、懐かしくて、懐かしくて。
ついていくよ、あなたに。あなたたちに。
ともだちと、りりったーさんと手を取り合って。

青野さんが歌詞を書いたムーンボウ・ファンタジーに
https://music.apple.com/jp/album/%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%A6-%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%83%BC/1771596141?i=1771596150

「満月の明かりで 虹が見えたら その上を歩こう 続いていく限り未来へ」

とありますね。
これからも夢を叶えるときはどうか同じ空間で見守らせてください。
日本武道館に連れて行ってくれるなら、そんなうれしいことはないよ。

今日という最高の日をいっしょに過ごさせてくれて、ありがとう。明日も会えるなんて…………みんな働き過ぎかもしれんね。ありがとうね。

どうか今日は満ち足りた気持ちで、しあわせな夢を見て、ぐっすり休めていますように。

本当におめでとう。そして、心からありがとう。

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まじょの子 さやさ
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