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認めてそしてどうするか

周囲の人々のちょっとした言動が気になったり、環境音がやけに頭に響いたり、ふいに過去の嫌な出来事を思い出したり、それに対して頭の中で悪態をついてみたりして、気が付いた。今、私はいらだっているのかと。いらだちの原因が何かはわからない。気分を害するような出来事が起きたわけでもない。なのに気持ちが揺れてしまう。

いらだっている状態はあまりいいものではないが、何が原因であれ、そんなふうに自分がなってしまっていることをまず、認めてしまわねばならないと思う。ときどき、「別に何でもないし」とか言いながら、その挙動にいらだちが現れている人がいると思う。その姿は見ていて滑稽ではなかっただろうか。そんな感じに自分がなってしまっていることを、嫌でも認識してしまうことだ。

まず、現状を認識して、では、その不具合はどうすれば解消できるかに、思いを巡らせる。いらだっている気持ちは、何をすれば鎮められるだろうか。周囲が気になるのだから、一人になったほうがいいだろう。もしかして、お腹が空いているのかもしれないから、何か食べたほうがいい。できればおいしい物を。というふうに対処法を見つけて、実行していく。そうやってちょっとずつ、気持ちを平坦に戻していく。

これはいらだちだけではなく、悲しみや怒りなど、その他さまざまなネガティブ感情に陥ってしまった場合にも行えばいい。あー、私、怒ってるわー、と思えた段階で、いくらか冷静になれる。感情に任せて後先を考えずに行動してしまうことを、避けることができると思う。

ちょっとまだいらだちが治まりきっていないので、今日はこの辺にして、早めに寝ようと思う。


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大場さやか
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