物事が進む時は一気に進む

物事って一気に進むよね、進み始めると展開がはやいっていうか...人生そういう仕組みなのかな?なんか着々と物事が進む、というよりかは、覚悟もできないうちに物事がとんとん拍子に進んでいって気づいたら環境がめっちゃ変わっていたっていう経験ありませんか?私の人生、そういうことが多いんです。

なぜこれを言うかというと、今日大学院の第二志望に受かって、たぶん二ヶ月もしないうちにタイへ引っ越すからだ。二ヶ月って、なかなかすぐだぞ。今まで私は「タイへ行く!」「大学院受かってタイへ引っ越す!」と周りに言いふらして、すごい勢いで意気込んでいたけど、実際に受かってもうすぐ引っ越しってなるとやっぱちょっと焦る。(第二志望だけど)夢が現実になるってちょっと怖いなって思ってしまった。まさに有言実行が今起ころうとしている。

そして、私は今まで何か有言実行をしたことがあるか?って聞かれたら、あまり大したことをしていないって答えるだろう。そもそも有言実行というほどのことを今までしたことがないない。たくさん夢を思い描いてきて生きてきたが、ずっと口だけで実行をすることはあまりなかった。しかし今回、私は去年の4月から約一年間半、タイの大学院に受かることだけを目指して、それを考えて生きてきた。受かる保証もないのに「私はタイへ引っ越して大学院へ行くんだ」って常に口にして生きてきた。そして今、それが起ころうとしている。まさに有言実行だ。正直、こんな経験は初めてだし、一年半もの間、一つのことを目指すっていう行為は今までしたことないから自分でも驚きを隠せない。だって今まで途中で諦めてしまうか、興味がなくなってしまうか、どちらかになってしまっていたからだ。

しかし、今回は違う。一年間半、ずっと同じ目標を掲げて、その目標だけを見つめて私は突き進んだ。きっと「タイの大学院に行くこと」これは私がずっと人生に欲しかった経験だから諦めずにこられたんだと思う。もちろん、この一年間半、様々な人と出会って、いろんな職種を経験して、大学院への熱意が消えかかる時はあった。最近はじめたライターの仕事が楽しいから、大学院へ通うというお金のかかることをやめて、ライターとしてお金を稼いで生きていったほうがいいのかな、と揺らぐときもあった。けれど、やっぱりタイの大学院へいきたい。この想いが勝ったのだ。

もちろん、大学院はお金がすごくかかるし、私はきっとローンを組むことになる。しかも今せっかく大手企業で自分の好きなことをやらせていただいてるのに、それも辞めることになる。私の選択はリスキーで、自分の首をしめる行為にもなるかもしれない。

けど、やっぱりいきたいのだ。傘をささずに雨の中を歩いていくような感じ。そんな感覚である。

きっとこの経験は私の財産になる、し人生を豊かにしてくれる。これこそ、自分への大きな投資である。モノよりコトへの投資だ。それをできるのが、今すごくありがたく感じる。

内定先が取り消されて、大学院へ行くって決めてから一年間半。すんごく長いようで、短かったわ。この一年間半、大学院入学のためIELTSで目標点をとって、ずっとやってみたかった2つのNGOでインターンをして、タイ語を上達させるためにタイ料理で働いて、奨学金のため様々な財団に申請してみて、最終的には夢だった企業で働くこともできて...なんか、自分本当に頑張ったなって、はじめて自分を褒めたいと思った。摂食障害になったり、自分を見失う時があったり、先が見えない未来に病む時は多かった。大学院に受かるかもわからない、行けるかもわからない、そもそもどうしたらいいかわからない、、そんな暗闇の中を必死に試行錯誤しながら走っていた。そんなモヤモヤの中頑張って、やっと今先が見えてきた気がする。

もう二ヶ月もしないうちに日本を離れて、タイで生活をするのかと思うと違和感しかないけど、私はそのために今まで頑張ったから違和感を感じず、しっかりと努力を認めて次のステップに進みたいと思う。

まだ第二志望の合格通知のみで、第一志望は6月上旬に届く。気を緩めず、第一志望の合格も祈っていきたい。

人生、自分のいきたい道を常にイメージしてると、本当にかなうんだね。

頑張って本当によかった。

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