家事が普通にできる幸せ【QOLが上がった話】
一人暮らしも人生の半分くらいになってきたさやかさんです、こんばんは。
先ほど、台所を片付けながら、今日何を書くか考えていたとき、そういえば、こうやってほぼ毎日空のシンクが見られるようになったのは、割と最近のことだなと思い出したので、今回は家事の話をしたいと思います。
家事が恐ろしく苦手…だった
”家事が苦手”というと、いろんなパターンがあると思うのですが、私の場合、「技能的にはできるが、着手や完遂が苦手」という、客観やる気がないだけと言われそうなタイプの人間でした。
特に苦手だったのが、台所の片付けと洗濯物干しです。
苦手ゆえに溜め込んでしまい、さらに面倒になるという悪循環、、、。夏場は、食器にカビを生やしたり、脱水後の洗濯物を放置して臭わせたりというのは日常茶飯事でした。
学生時代は、持っている食器や服もそれほど多くなかったのと、余りある時間でこなしていましたが、社会人数年目になると、物は増えるし時間は無くなるしで、年々悲惨な状態になっていきました。
体力が伴っていなかった
家事ができなかった原因として、やる気や時間の問題もあったのですが、もう一つ、私には体力の問題がありました。
仕事が忙しすぎて慢性的に体調が悪かった、とも言えるのですが、1回分の家事をやり切るのにかかる時間、立っていられなかったのです。
つまり、食器何枚か洗って、休憩、だったり、洗濯物何枚か干して、休憩、のように数分おきに休むので、ちっとも終わらない。そのうち疲れて寝てしまって、また翌日の夜…を繰り返すような日々でした。
環境を変えることを決意【キッチン編】
当時住んでいたアパートに食器洗い乾燥機を導入することも考えたのですが、あまりにもスペースがなかったので、ビルトインタイプの食洗機がある家に引っ越すことにしました。
結果的にはもう使っていないのですが、「洗うのがしんどいな」と思ったら、食洗機に入れられるという”保険”があるおかげで、シンクをいつも綺麗に保つ、という習慣が身につきました。
これを突き詰めた結果、そもそも食器を使わなければいいのでは…?という発想に至り、現在ではnosh(宅配弁当、使い捨て容器のため洗う必要がない)を愛食しています。
先日も書いたように、最近では、たまに料理もするのですが、極力洗い物が出ないやり方を常に研究していて、出た洗い物も、オーブンで発酵したり焼いたりしている間にパパッと片付けるようにしています。
結論、ドラム式洗濯乾燥機【洗濯物編】
1回目の引っ越しでは、ドラム式洗濯乾燥機が入らず、泣く泣く断念したのですが、浴室乾燥機が導入されたことに加え、洋服の断捨離と工程の断捨離を考えました。
そもそも、1週間まとめて洗濯していると、一人分でも相当な量になります。それが面倒くささに拍車をかけていたと思います。
浴室のすぐ横に洗濯機があったのですが、洗濯機と浴室の間にハンガーをまとめて置いておき、流れるように干す、という工程にしたことにより、2日分の洗濯物を10分以内で干し切れるようになりました。
現在は、ついにドラム式洗濯乾燥機(しかも洗剤の自動投入付き)が導入されましたので、ピッ!で完成です。絶対に乾くので、タオルや肌着などのストックも最小限で済むところがさらに溺愛ポイントですね。
体力がついたことも大きいが…
現在の家事は、全て10分以内で終わる量に調整できているので、昔の体力でも一度にやり切れたかもしれません。ただ、今は体力が人並みになったので、1時間くらい立って作業することも問題なくなりました。
ただ、(体力的に)できるからと、必要のない家事にダラダラと時間を割くのは、あまりに非生産的です。その大切なエネルギーを、もっと大切なことに使えるように、家事はミニマムにしていきたいと思っています。
そう考えると、便利家電が揃っているこの時代に生まれて幸せだな、と思わずにはいられませんね。
皆さんも、ちょっとした工夫でQOLが上げられますように。