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Macで小説を書くなら「stone」がいちばんいい。

同人小説家の小夜夏ロニ子です。

普段Macで執筆をしているのですが、テキストエディタはずっと「stone」を使っています。
このstone、本当にシンプルで気持ちよく文章が書けるので、紹介します。

stoneとは? - 極限までシンプルさを追求した縦書き対応エディタ

小説を書くためのツールとして、縦書きに対応したテキストエディタを探していました。
Windowsを使っていた頃はWordやメモ帳を使っていましたが、できればメニューバーの文字など、気が散る要素は全部なくしたい。そんなすっきりした見た目のエディタはないものか……と思っていたところ、stoneを見つけました。
フルスクリーンで実際に使っている様子を動画に撮ったので、まずはご覧ください。

見ての通り、本当に「書く」ことしかできないアプリです。
そこが最高なんです。


文字の大きさ変更など、書くときはいらない機能が「目に入らない」

stoneには「書いている最中はメニューバーや文字数、行番号などが全部消える」という機能があります。
動画で見てもらった通り、下の方に文字の大きさやフォントを変更するメニューバーがありますが、文字を打ち始めると自動でこれが隠れます。

まるでアナログで無地の紙に書くときのように、余計なものが目に入らない、執筆に集中できる画面構成です。


最低限の編集機能

テキストエディタとして気持ちよく使えるよう、見やすい文字の大きさにしたり、行の幅を変えたり、フォントを変えることができます。
ただしそれも最低限なので、変更できるのは以下のみです。

・フォント(明朝体、ゴシック体のみ)
・縦書き、横書き
・文字の大きさ
・行間の広さ
・1行の文字数

大事なのは、このアプリを使うときは「書く」ときだということです。「書いた文字のレイアウトを整える」ときではありません。
その機能も持っているエディタは例えばWordですが、「書く」と「見た目を整える」は別の作業なので、いっそアプリを分けてそれぞれの作業に集中する、というアプローチはとても集中できるものでした。
noteの執筆画面もかなりシンプルですが、noteの感じが好きな人は絶対に気に入ると思います。


フルスクリーンで真価を発揮する

stoneを使うときはフルスクリーンモードをおすすめします。
画面全体が無地の紙になるようなものなので、創造性がすごく刺激されます。
とにかく文章を書くことに集中するための、気を逸らすノイズを徹底的に排除した画面。
このアプリで書いていると、書くことだけにシンプルに集中できるので、書くのが楽しくなります。そこがいちばん嬉しいかな。

stoneのキャッチコピーは「書く気分を高めるテキストエディタ」です。
こんなに書きたくなるテキストエディタは他にありません。
特に小説書きにとっては縦書きができるテキストエディタを探すの自体に苦労するので、このアプリはMacユーザーの方には本当におすすめです。

有料ですが、買い切りなので買う価値はあります。
作家になってから買ったものの中で間違いなくベスト3に入る買い物でした。
stoneで「書く気持ちよさ」を思い出す。
一生使います。


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小夜夏ロニ子
いただいたサポートでえっちな作品を購入し、私の小説をよりえっちにします。