毎日使っている愛用の文房具と、「情報を残すか」でメイン・サブを使い分ける手帳術(ノート術)【アナログ】
毎日使っている愛用の文房具を紹介します。
どれもいろんなものを試した中で見つけたお気に入りです。
ノート Mnemosyne(ニーモシネ)A4 罫線入り
手帳を使う人は多いと思いますが、私はすべてのことをA4のノートに書いています。
(写真にある手帳はマンスリーのスケジュールのページだけ開いてカレンダーとして壁に貼っています。)
ノートの余白は思考の余白。
小さい手帳も使ってきましたが、紙面は大きい方が「まだ書けるぞ、何を書こう」と思考の余白につながる感覚があったので、一番大きいA4のノートを使うことにしました。
ニーモシネはやや値段の高いノートなのですが、特徴はなんといっても書き心地のなめらかさ。
するする書ける良い紙なので、「なんか書きたい」という気持ちにさせてくれるのが最高です。
知的生産にちゃんと力を入れたいと思ってから、かれこれ5年くらい使っています。
作品に使えそうなアイデア、作品のプロットや企画書、キャラ設定、本の感想や情報を抜き出したもの、心に残ったツイートのメモ、ネットの記事のメモ、マインドマップを使ったブレインストーミングなど。
私が使っているのは罫線入りですが、もっと図を描く人は方眼でもいいと思います。
無地も好きなんですが、罫線があった方が最終的にはしっくり来ました。
使い方としては、なんでも1冊にまとめる「コモンプレイス手帳」のやり方に準じています。
自分が我流でやっていたノートの書き方が「コモンプレイス手帳」と呼ばれるやり方に近いことを最近知ったので、それ以来ちゃんとコモンプレイス手帳のやり方で使っています。
私には非常に合っている面白い手帳・ノートの使い方なので、いずれコモンプレイス手帳のやり方は解説の記事を出そうと思っています。
https://room.rakuten.co.jp/room_47ca915afc/1700209353338183
下敷き orions 極み A4
とにかくノートの書き心地にこだわりたくて、下敷きもいいやつを買いました。
書き心地ががらっと変わります。
肉厚で硬すぎない感じなので好みは分かれますが、結構気に入っています。
スケジュール帳 無印 A5
カレンダー代わりに使っています。
壁に画鋲とクリップで止めて、マンスリーカレンダーのページだけ使って、スケジュール管理しています。
手帳にスケジュールも情報もまとめるには分厚くなりすぎるので、日々のスケジュール管理(いずれ消えてもいい情報)は手帳、残しておきたい情報はノート、という風に使い分けています。
セリア 無地 文庫サイズ手帳
小説や執筆の記録をつけています。
日付、何を書いていたかの作品名、文字数です。
文字数を継続的に記録し始めて5年が経ちますが、成長が目に見えて面白いです。
あと自分のコンディションを客観的に測れるようになります。
調子がいいとか悪いとかは、なんとなくの把握だけでなく、文字数という数字で見ることで「気分は乗らなかったけどいつも通りの文字数書けてるから調子は悪くないな」とかがわかるようになります。
MDノート 文庫サイズ ミドリ
ジャーナリング用です。ミドリのMDノートに紙系素材のカバーをつけて使っています。
思ったことをとにかく書き出すのがジャーナリングやモーニングページと呼ばれる活動ですが、最初はA4に1ページ書いていたところ、あまりにも紙が大きすぎて全部埋めることができないことが気になりすぎてしまい、文庫サイズにサイズダウンしました。
朝活で運動や読書などをした最後にやっています。このサイズなら埋め切れるので、できてない焦りや無能感が減ってよかったです。
紙質がよく、書き味がいいのもポイント。
とにかくジャーナリングのハードルを下げ、快適にするためにこの手帳を選びました。
ストップウォッチ
作業をするときは、タイマーよりストップウォッチ派です。
理由はタイマーだと集中していても音で切れてしまう、コンディションを常に測る、やれるときはずっとやれる、などです。
ストップウォッチを使った作業方法は、詳しくはこちらの記事で解説しています。
スマホのストップウォッチアプリより、アナログの方がスマホの通知などに意識がいきにくいのでおすすめです。
普通にホームセンターとかに売っています。
【ペン】preppy 0.5 ブルーブラック 【付箋】ポストイット強粘着
普段の筆記はほとんどすべてこのペンで書いています。
先端が万年筆型になっているカートリッジ式のペンで、万年筆ライクな書き心地を300円ほどで手に入れられるペンです。
0.3は細すぎたので0.5を使っています。
万年筆型のペンは線に強弱をつけられるので、字が綺麗に書きやすいです。
インクはブルーブラックを使用。
この色が好きでなんでもこれで書いています。
あんまりないですが、黒ペンでどうしても書かないといけないときは別のペンを使っています。
preppyは最近文房具屋であまり見かけなくなったので、折れたり割れたりしたらネットで買っています。
細かいto doや思いつきを書くのは正方形の付箋、ポストイットの強粘着タイプです。
これは直接机の上のラックに貼ったり、ホワイトボードに貼ってアイデアの溜め込みに使っています。
「残したい情報か」でデバイスを使い分けるノート術
手帳術・ノート術にもいろいろありますが、私は「残したい情報か」で使い分けるというやり方をとっています。
最初は買い物メモから「洗濯干す」とかのちょっとしたTo DoまでA4のノートに書いていたのですが、
「これっていずれいらなくなる情報だよな」
「見返す価値のない情報だな」
と思ったので、むしろ「終わったら捨てる・消せる」ができる付箋やiPhoneのリマインダーアプリにそういうTo Doは書くことにしました。
これをやるようになってから、ノートに残った情報の質が上がりました。すでに「残したい情報かどうか」の選別を終えているからです。
もちろん「とにかくメモる」を基準にしているのは変わりありませんが、さすがにノートに残さなくても困らないな、と思ったのが細かいTo Doたちということです。
1冊のノートにすべてをまとめようとした結果、いくつかのデバイスを使い分けた方がノートの価値が高まった、という逆転の結果になったのでした。
ですがやりたかったのは「なんでも1冊にまとめる」の一歩先、「価値ある情報を1冊にまとめる」だったので、結果的にいいやり方になったと思います。
いただいたサポートでえっちな作品を購入し、私の小説をよりえっちにします。