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「清潔のマイルール」審査員特別賞(伊佐知美さん賞)を、いただきました。
掃除や片付けは、辛くて前に進みたいときに続けてきたことでした。
人間関係でつまずいたら排水溝の掃除をし、自分の中で隠したいことを減らしていくために、来客は立ち入らない物置き部屋を片付けてきました。
この3年間は、家族の健康を支えるキッチンに特化して片付けをしていて、物量を何度も見直し、配置を変え、整えてきました。
ひと目につかない場所を掃除したり、片付けをすると、“整う”そんな気がしました。割れたお皿を金継ぎして修復すると、不思議と自分の壊れた心が修復されていくような感覚がありました。
精神安定剤のような役目が、掃除や片付けや金継ぎだったんです。身のまわりを整えたり、キレイにしたり、修復したり、そんなふうに過ごした3年間を書いた記事が賞をいただけるなんて思いもしませんでした。
読んでくださった方々、伊佐知美さんに感謝しています。結婚して、子どもがいて、仕事をして、毎日の生活を続けていくなか、落ち込んだり、嫌な出来事があって、ときに『もう無理だな』そう思うことが日々の暮らしにはあって、受賞は、そんな日常に差し込んだ一筋の光のようでした。
私はごく普通の一般的な主婦です。何にも特化したものがないんです。それがコンプレックスでもありました。“承認要求はよくない”そう思いつつも、誰かに認めてもらうことでしか救われないこともあるんですね。
受賞の知らせを受けたときに、思わず泣いてしまいました。私の書いた文章、行動してきたことに、「好き」のハートを押してくれた人や、コメントに救われました。
何気なく始めたnote。
いつも私の人生を上向きにしてくれるのは“行動したとき”です。行動すると形になるからです。
ぜひ、行動してみてください。次は、きっとあなたの番です。行動したことは、あなたの日常に差し込む光となります。
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