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寒さに負けず、一人遠足「アーティストデート」をやってみた!
書籍『ずっとやりたかったことをやりなさい』を読んで、実行したいと思っていた「やりたいこと」をやってみた。それは、「アーティストデート」なるもの。アーティストデートとは、自分自身とデートする一人遠足のことだ。誰かに合わせなくていい。自分都合で物事を決められる。行きたい場所に行ってみようと思った。
東京都練馬区にある牧野記念庭園で開催中の「植物たちの声を聴く-岩谷雪子の世界-」。植物と美術が好きなわたしにピッタリだ。ワクワクする。子どもを置いて、一人出かける。そうそう、子どもは15歳。わたしだって、一人出かけたっていい。自分で自分にセーブをかけなくていい。電車にゆらり、ゆられ、たどり着いた。
駅から少し歩いて、「牧野記念庭園」に向かう。そういえば、NHKで牧野富太郎の朝ドラを放送しているときは、混んでいる気がして行けなかった。仕事も忙しかった。仕事をしているときは、疲れが溜まって休日は寝ていたから「出かけるのが億劫だったな」と、ふと思う。無職の今だからこそ、こうして出かけられるのかもしれない。
その建物は住宅街の中にひっそりとあり、静かな佇まい。お目当ての企画展示「植物たちの声を聴く-岩谷雪子の世界-」へさっそく向かう。展示室は入口から奥を見渡せるくらいの狭さ。監視の方をお見かけしたので、「写真をとっても良いですか?」と声をかける。条件付きで許可を得た。(フラッシュNG。SNSに写真掲載は一部のみ可)展示の一部をご紹介しよう。
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か、かわいい。北米原産の大型多年生草本。茎は太くて赤みを帯びる。花序は長い柄があり垂れ下がる。アメリカではインクベリーと呼ばれている。果実をつぶすと、紅紫色の汁が出るらしい。
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果実は1花4個つき、径7mmくらい、黒色で光沢がある。がく片は果期まで残る。どうしてシロヤマブキと呼ぶのだろうと不思議に思ったら、全形がヤマブキに似て、白花をつけるからとのこと。
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展示室を出て、植物園を散策してると水道の蛇口近くに黄色い花を見つけた!
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出入口にある、木のアーチ。通るのが楽しかった。一人だったから、何回もくぐって遊んだ。
一人遊びは楽しかった。誰かと出かけるのは賑やかで寂しくないけど、一人で出かけるのもいいものだ。好きな時間に行って好きな時間に帰ることができる。滞在は一時間も満たなかったけど、満足感は大きい。
牧野記念庭園の「植物たちの声を聴く-岩谷雪子の世界-」は2025年1月22日まで開催中。常設展示の牧野富太郎博士の書斎を再現した部屋は、本好きの人は見ると楽しいと思う。これでもかっていうくらい本が積み上がってる(笑)。
庭園の植物を見ながら散策する時間は、冬の寒さに負けず楽しかった。癒しを求めている方におすすめしたい。
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