公務員辞めて１年で立派な在宅ワーカーになっていた
前職を辞めてまもなく１年。
友人や親族などに会うと決まって「今、何してるの？」と聞かれます。
前は「絵描いてるー。」だったのですが、
今は、
「なんかー、（絵）描いたり、（文章）書いたりしてる。」
親族には当たり前に心配されるし、友人の頭の上のハテナは増えていくのがわかります。そりゃそうです。
もうちょっとうまく伝えられないものかなと思って、一体何やってんだ！ということを改めてフォローしてくださっている皆さまへの自己紹介も兼ねて整理してみたいと思います。
今やこれからの働き方に迷われている方のヒントになったら嬉しいです。
まず、アイコン変えました。
だいぶこの１年で自分の絵柄が変わってきたので。引き続きよろしくお願いします！
イラストレーター
イラストレーターと名乗っています。主にはデジタルイラストです。
iPadで、プロクリエイト、AdobeFrescoを使って描いて、時々フォトショが登場する感じで今はやっています。
フリーランスなりたての頃は似顔絵をメインに描いていたけど、テイストもやっと固定されてきてイラストでお役立ちできるようになってきました。
・飲料ブランド「Craft5ense」のブランドキャラクター制作
・「こんな風になりたい！」お客さまのビジョンをビジュアル化
・スマホカレンダー制作
・グッズ販売（近日開始予定）
以前は、インスタやXにも実績や自主制作をバシバシ載せていたものの、最近は何やらありがたいことに忙しなく過ごしており更新が滞っています。
インスタに至っては2024年8月1日が最終更新日だった・・・。あらら。
インスタも気持ち新たに近々発信を再開する予定。（宣言）
ポップでゆるめの無気力そうな女の子を主に描いてます。
もしお気に留めてくださったら嬉しいです。グッズ販売も始めますので気長にお待ちいただけたら・・！
グラフィックレコーダー
イラスト業に内包される気もしますが、あえてここは別立てで。
まわりの方々は、私のことをイラストレーターというより「グラレコの人」と思っているかたが多い様子。
グラレコ勉強会的なオンラインの自主企画も開催したりしています。
人の人生や素敵な人柄に触れると「わー素敵だなーみんなにも知ってほしいな」と思うのが常です。個人サービスとして「おえかきプロフ」というものをやっています。プロフィールやビジョンなどを1枚にまとめるサービスです。
こちらは息が長く、開始当初からご依頼が絶えずとても嬉しい。
・「おえかきプロフ」サービス
・企業の会議やイベントのインフォグラフィック制作
・壁打ち相手として頭の中をグラレコに起こす（サービス化を検討中）
１年通して、いろんな機会をいただいています。本当に運がいいもんです。前世でどんな徳を積んだのか・・・ありがとう前世！
もともと絵と文字でノートをまとめるのが好きで、そうすることで楽しくかつ確実に頭の中に叩き込むことがやっとできるタイプ。何かを考える時は頭の中に映像が流れるし、頭の中でノートをめくって「あ、このページにあったな」と思って記憶を探っています。
でも、私はまだまだグラフィックレコーディング修行中。リアルタイムで右脳と左脳を切り替えながら描き起こすことを練習しています。最近少しずつできるようになってきました。やったー。
物事を頭で覚えるのはビジュアルだけど、どうやら人の言葉は一旦「文字」で受け取っているみたい。グラレコが得意な方の話を聞いてると、メモする段階でビジュアルを使っていらっしゃる方が多いんですね。
私は、聞き逃したくない一心で文字でメモして受け止める。リアルタイム描写に苦手意識があったのはこれが原因かとわかってからは、とにかくコツコツと練習しています。
それと最近改めて思ったこと。
すでにある物事を「まとめるだけ」じゃなくて、引き出すところからやりたい！これは前職からの経験や強みも生きていると思います。
どんな人で、どんなことを考えてて、どこをピックアップすれば伝わるかを考えながらヒアリングすることにワクワクする。
描く内容の土台から、お客さまと一緒に試行錯誤していく過程が楽しいです。
お客さまにぴったりのイラストや配色や言葉選びをする時間がとてつもなく愛おしい！
納品した時に喜んでもらえるのはもちろんだけど、最初にご提案した時に「まさに！」と言ってもらえた時、ガッツポーズしてます。本気で。
納品後にも、嬉しいお言葉をたくさんいただけてありがたい限り。毎回頑張りがちゃんと報われます。
「もっと値上げしてもいいんじゃない？」とも言ってもらえることが増えたので、ただいま価格も調整中です。
ついでに言うと、最近「壁打ち相手」として選任(?)していただく機会が不思議と多いんです。思考整理のお手伝いは楽しいし好きなので単純に嬉しい！
あちこちで、壁打ち相手としてお話を聞きながら、話した内容をビジュアルに起こしてお渡しすることを始めたら好評だったので、それも今後サービス化できたらいいな。
これからも、のんびりペースで大切なお客さまたちのお力になっていきたいですね。
こちらのポートフォリオをご覧いただけると！嬉しい！です！ぜひに。
インタビューライター
今お手伝いさせてもらってる飲料ブランド「Craft5ense」でインタビューライターデビューをしました。
もともとイラストレーターとしてお手伝いをしていたので、声がかかった時とても嬉しかったです。
ぽちぽち地味にnoteを更新し続けているくらいには文章を書くのが好きなので（もっと言えば"タイピングが異様に好き"。）抵抗はなく。
インタビューをするとき「どうやったらこの人（インタビュイー）のファンを増やせるか」を考えながら構成を作って、実際にインタビューしてくのが楽しくて楽しくて。
何より、話を聞きながらどんどんお相手の目がキラキラしていく瞬間を目の前でずっと見ていられる。こんな贅沢なことってないなと。
まだまだ未熟ですし、これから再度インタビューライターとしての機会をいただけるかは分かりませんが、貴重な経験をさせてもらいました。
（インタビューライティングをするまでは、インタビュー記事というのは「文字起こし」と思ってた。とんだ失礼な勘違いをしていて恥ずかしい・・・。雑誌のインタビュー記事などを読むたび「みんなインタビュー答えるの上手だな」と・・・。大反省。）
カスタマーサポート（CS）
これは今年に入ってからアルバイトとして始めました。
「アルバイトを始めたい」と思ったというよりは、「CS業務なら、この憧れの会社の力に私もなれるかも！」と思ったという方が正しい気がします。
次、組織で働くなら絶対ここがいいと思っていた会社だったことと、そろそろ人と働くことが恋しくなってきたぞというタイミングがぴったりあったので、これも不思議なご縁だなと思います。
CS業務は未経験ですが、窓口対応はずっとしてきていたし、いろんな人の相談に乗って課題解決をしてきた経験は絶対生かせる！と思って迷いなく応募しました。
今携わっているのはフルリモートで、テキストベースのお問い合わせ対応やその他お手続きまわりなどを担ってます。
とにかくタイピングが好きなので、まず、それだけで楽しいです。バシバシタイピングできるのが幸せ・・・。隣で作業している夫も震え上がるくらい日々バシバシしてます。快感！
いい意味で、堅苦しいガチガチの物言いが苦手で、文章にも温度を乗せたり、その人にあわせた言葉や文章を組み立てるのが好きです。
今のCSの先輩たちや社風として、とてもお客さまに寄り添った対応や言葉選びをされていることが肌で感じられて、日々、ここで仕事できてよかったと燃えています。
正直もっと事務的だと思ってたけど、臨機応変にしなやかに迅速に的確に対応されている先輩方がかっこよすぎて、CS業務極めていきたいなぁと思ったりしている。そして、あまりにも先輩方も環境もあたたかすぎて。
待ってくれ、組織で働くのってこんなに楽しいのか？と。人と働くのもう嫌ー！と思ってフリーランスになったので。感動です。
本当に会社の窓口！顔！なので、いろんなお問合せがあることに刺激を受けながらあっという間に2ヶ月が経とうとしています。
先日やっとこ一人前のCSとしてのスタートラインに立てました。
「なんとなくこのお客さまにはこうお返事しないといけない気がする・・・！」という私の根拠のない野生の勘すら「野生の勘大事！そうしよう！」と大切にしてくれるような環境です。
フルリモートの環境で組織に属するのは初めてですが、今のところ自分にあっているなと思います。
人の顔色を伺って聞きたいことが聞けないタイプでもあったのですが、テキストベースでかつ読むタイミングは相手に委ねられるので、気負いなくアレコレ質問できる。私にとってはフルリモートというのがいい方向に作用しています。
そもそもここのみなさんになら対面でも全然聞けるとは思いますが。笑
おかげで生活リズムにメリハリも出て、今年に入ってから毎朝の体操やストレッチが習慣化できました・・・！快挙・・・！
お習字の先生
生徒は義母と義兄ですが、ちゃんとお月謝いただいているのでお仕事としてカウントしておきます！
大学生まで書写を習っていて、書写検のライセンスを持っていました。
これは本当に両親に感謝です。
生徒の2人からは「youtube見るだけじゃこんなにうまくはなれない！」とお褒めの言葉をもらってます。嬉しい。
その日書きたい字を私がお手本を書いてひたすら練習していくスタイル。黙々とお習字に没頭する時間は、私にとっては瞑想に近いのでホッと一息つきながら楽しくやらせてもらってます。
大人のための書写教室って意外と数が少ないみたい。
そのうち義母のお友だちも加わる予定。笑
職人タイプだと思っていたけど
以前から自分は「職人タイプ」だと思っていて、何か一つのことを極めるような仕事がいいんだろうなと思っていたのですが、いろいろチャレンジしていたらいつの間にか複業在宅ワーカーになっていました。
今のところは、この働き方が心地よいので、強みや特技、好きなことから派生していって、どんどんこれからもジャンルにとらわれずチャレンジしてみたいなと思うことがたくさんあります。
組織で働くことの楽しさをまた思い出せて、また会社員として働くのもいいかもーとか。
でも、やりたいことがもりもり湧いてきてしまうので、やりたことがやりたい時にできるような身軽さがあるこの働き方は今の自分にあっているのかもしれません。
後ほど、今考えているもりもり湧いてるやりたいこともnoteにまとめたいなと思っています。（宣言）
さて、整理してみたものの、やっぱり「何してるの？」の問いについては、「描いたり、書いたりしてる」が今のところ一番的確な気がします。
自分の中の大事にしたい軸としては「汲み取る」ことも１つだということ。
寄り添うと言ってしまうと、なんだかよくある言い回しになってしまってもどかしいのですが。
人と人として対峙していくことが、私の人生のベースになっているんだなとじんわり実感として得られるようになった１年でした。
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