さやか

元地方公務員、社会福祉士としてバリバリ10年働いていた私が自分のために生きることを決めた記録。 2024.4〜大好きな"描く"でフリーランス生活中👩‍🎨夢は夫と第3の実家になるような民宿を始めること グラレコ/イラスト/似顔絵/アートイベント企画運営

さやか

元地方公務員、社会福祉士としてバリバリ10年働いていた私が自分のために生きることを決めた記録。 2024.4〜大好きな"描く"でフリーランス生活中👩‍🎨夢は夫と第3の実家になるような民宿を始めること グラレコ/イラスト/似顔絵/アートイベント企画運営

マガジン

  • あの時のわたし、備忘録

    うじうじめそめそしながらも、ゆっくり前に進む芋虫のような記録。 自己卑下、自己犠牲、愛着形成不完全。30代でやっとこ生きやすくなってきた。

  • さやかとはなこの交換日記

    • 8本

    言葉で意気投合した二人が、互いのぼやきに考えを巡らせて書くnote。テーマは決めず、ゆるっと気ままにやりとりしています。マガジンのカバーイラストはさやかが描きました!

最近の記事

進むより、止まることこそ、難しい

香りとともに記憶が鮮明な感情とともにぶわぁっと呼び起こされる現象を「プルースト効果」というらしい。へぇ。 そう、君を待っていた〜〜! スタバのジンジャーブレッドラテ。 ナツメグとシナモン。 大人になるとこうも好きになるものなのか。 もったりしたクリーム、追いかけてくるとろりとした優しい甘み。鼻から抜けるスパイスの華やかな香り。苦味。心の底からハッピーホリデーふぉっふぉっふぉというエネルギーが湧き上がる。 ジンジャーブレッドマン、あのクッキーの名前。 生姜とお菓子という

    • 33歳、会いにいける仙人になりたい

      2か月後の夫の誕生日に、焼肉を食べに行こうと約束した。 スーパーでお気に入りのお味噌を買ったら、クーポンで100ポイント付いた。 鳥と虫と葉っぱの音を感じながら、公園で日光浴を兼ねておにぎりを食べた。 実家の畑から採れたての里芋をもらって、初めて煮っころがしを作ってみたらありえんくらい美味しくて一瞬でなくなった。 幸せだ・・・。最近、とてつもなく、幸せが溢れている。 (見返せば全部食べ物のことでちょっと恥ずかしい) 前々から幸せだったんだけど、幸せの密度?濃度?量?

      • デザイナー目指すの、やめました。

        秋生まれ。 大好きな秋が来た。 すかーんとした穏やかな水色の空、遠くにある羊雲、よく見ると大量に飛んでいる赤とんぼ、黄金色の稲穂、夜のすずやかな鈴虫の声。 今年は不思議と、「大好きな季節だから」という理由だけではおさまらないくらい莫大なエネルギーが湧いてきている。 なんでだろうと考えると、一つ大きなものを手放したからだという答えに辿り着く。 私、デザイナー目指すの、やめました。 Webデザイナーになりたくてキャリアスクールに入って1年半。 やっとこ決心がついた。 手

        • グラデーションはうめぇのよ

          人生はグラデーションだ。 そんでもって、グラデーションはうま味だと思う。 グラデーションに気づくと、人生めちゃくちゃ「美味ぇ」ってなるよね。 切り替えが苦手って言ってたでしょう。 逆に私は切り替えが得意すぎたんだよね。 仕事と生活の行き来を平然とやってのけてた。 「職場で会う時とプライベートで会う時のギャップが大きすぎる」と同期や夫に、「いつも切り替えできてかっこいい」と後輩に言われたりもした。 プライベートでどんなにしんどいことがあっても絶対職場に動揺は持ち込まない。

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        • あの時のわたし、備忘録
          12本
        • さやかとはなこの交換日記
          8本

        記事

          生きながら、遊ぼう

          "向き合える環境にいられて、豊かだなあと思う。" 本当にそうだね。「悩む」と言ったらネガティブな感じがしてストレスに感じるけど、「向き合ってる」って考えたらとてもそれは豊かなことだ!豊かだなって思えることがすでに豊かというか。 「豊か」って言葉を私はよく意図的に使うのだけど、私の思う「豊か」って何かって考えたら「遊び」とか「無駄」があることな気がしているんだよね。 今、これを読んでるの。手に取った理由は、単純に「センスよくなりてぇ〜〜〜」って思ったから。安直。実は、初め

          生きながら、遊ぼう

          "愛されるよりも愛したいマジで"の真理に気づく32歳、夏

          同世代のみなさんならご存知であろう、KinKi Kidsのあの名曲。 20代前半まで、「愛されるよりも愛したいマジで」って思ってた。愛されるって感覚がそれまでよくわからなくて、だから愛す側でいたかった。はちゃめちゃに愛したいのに、愛すほど去っていく。理由が分からなかった。 最近やっとその理由に気づいた。 これまで、愛されたい愛されたいって言いながら、私、愛を「受取拒否」してた。愛は送られてたのに、自ら受け取らないことを選んでたんだって気づいた。少しだけ重たくて息苦しい話か

          "愛されるよりも愛したいマジで"の真理に気づく32歳、夏

          レールを降りて、行く道を選ぶ。

          言っていることがコロコロ変わってもまあいいかーって気持ち、とてもよくわかる。私もそう考えるようになってから、生きるのが格段に楽しくになった。 必ず答えがあると思って生きてきたんだよね。 親も、先生も、「どっちでもいいよ」って言ったって、顔に大きく答えが書いてあるでしょ。「こっちを選べば怒らないよ。こっちを選んでほしいな。」っていう答えが絶対にあった。私なりの答えはどこか世間の答えとはずれていて、いつも不正解だった。 国語の問題。「この時の作者の気持ちを書きなさい」の正解が

          レールを降りて、行く道を選ぶ。

          結婚5年目、レスである。

          結婚して丸4年。付き合った年数を入れればまもなく6年が経過する。 自分で言うのもなんだが、夫とはめちゃくちゃに仲がいいと思っている。 私がこの三十うん年で出会ってきた人間の中で、夫はダントツ1位で好きだし愛しているし安心するし魅力的だし愛しているし愛してる。 付き合ってからずっと、好きが右肩上がりで時間をかけて知れば知るほど好き。いろんな苦難があったし、順風満帆かと聞かれると、そうではない時期もあった。 ごく稀に喧嘩(冷戦)もするし、「クソがぁああ」って思うこともある。トイ

          ¥800

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          夢を語るのに資格はいらない〜SHE AWARDS2024後の私〜

          「子どもが当たり前に希望を持って大人になれる世の中にしたい」 そんなことをいつからか強く願っていた。 そのために社会福祉士の資格をとった。 就活に失敗し真逆の福祉の道を歩むことになった。 我が子を夢見て妊活した。 夫婦関係が拗れて離婚危機に至った。ママになれず今に至る。 (とはいえおかげで夫とはより深く愛し合えてソウルメイトでハッピーであるけども) こんなに強く子どもたちのことを考えているのに私は何もできていない。 コンプレックスだった。 子どもの福祉に携わる人間

          夢を語るのに資格はいらない〜SHE AWARDS2024後の私〜

          長すぎた助走、それでも私には確かに必要だった

          のんちゃんの1on1コーチングを受けた。 実は、去年の6月にのんちゃんがコーチングモニターを募集していた頃にも一度お世話になっている。 この頃は、「はじめまして」で「のぞみさん」だった。 魅力あふれる彼女と何かとご縁に恵まれて、最近は「のんちゃん」と堂々と呼んでいる。だって「のんちゃん」なんだもん。(伝われ) 6月の時は、コーチング後明らかに自分の内側へ焦点を当てるスピードが速くなったことを実感した。 どきどきわくわく。 今回は「年度末の振り返り」という形でお願いをし

          長すぎた助走、それでも私には確かに必要だった

          1人の人として愛をもって〜福祉漬けの10年を振り返る〜

          あと10日出勤したら退職する。 社会福祉士として、高齢福祉の最前線である地域包括支援センターで勤務できたことを本当に誇りに思ってる。 大学で学んで、就職したばかりの頃と、今とで「福祉」の捉え方が大きく変化したなと思うので記録として残していく。 私は、人に幸せでいてほしいし、心豊かでいてほしい。 その気持ちはずっと変わっていない。世界中の人たちがそれぞれの幸せを抱きしめて豊かにのびのびと暮らしていたらいいなと思う。みんなが幸せであってほしい。 福祉に対する情熱はずっとある

          1人の人として愛をもって〜福祉漬けの10年を振り返る〜

          いくつになってもなりたい私になれる

          「子どものために何かしたい」 漠然と頭にそれだけがあって、ずっとぐるぐるしていた。 高校生の時、児童虐待のニュースを観た。 あまりに衝撃的すぎて、どこか遠くの私の知らない世界のように思えた。 「なぜ親が子どもに暴力を振るうのか。」 「こんな親が、こんな目に遭ってしまう子どもが、同じ日本にいるのか。」 「私はこんな目に遭っていないし、幸せなんだな」 ここから私の「子どもの幸せ」を願う気持ちが強くなった。 いつか、いつか私が「あの子達」を助ける。 子どもは、当たり前に遊

          いくつになってもなりたい私になれる

          「せっかく」に負けずに向き合えるようになった2023年〜描く原体験〜

          2024年3月31日で退職、その後は無職。 今ところそれに間に合わせるように就活する気はない。 「せっかく学んで得た国家資格」に縛られて10年。 「せっかく」と言う言葉はずるいなぁといつも思う。 その「せっかく」を放り出して進もうとしている私に、また「せっかく」の壁。 今年から学んではいるけど、Webデザインじゃなく、イラストを描く方が好きだと気づく。 「せっかく学んできたのに」と言う思いがまた働く。 いや、その「せっかく」、ちょっと待った。 何かが腑に落ちない、「

          「せっかく」に負けずに向き合えるようになった2023年〜描く原体験〜

          ありたい私を言葉にしよう。

          SHElikesに入会したのは2023年2月。 体験レッスンを受講したのはその2か月前の2022年12月だった。 変わりたい、変われない、変われるの?、いやいや私は… 同じ職場で働く夫の転職が現実的になってきた頃、私は、「職を変える」という選択があることを初めて知ったに等しかった。 役所に勤めて10年目。転職なんて考えたこともなかった。 幼いながらにいつも思ってた「目の前の人に笑っててほしい」という思いが、歳を重ねるにつれて将来の「仕事」に形を変え、大学で福祉を学んだ。

          ありたい私を言葉にしよう。

          わたしのこと〜初めましての人もそうじゃない人もカモン〜

          たくさんのシーメイトさんと繋がりたい!9期デザコミュサポ隊にも就任したのでここで自己紹介だっ! 基本情報 なまえ さやか 生まれ 1991年 家族 とにかく愉快なオットー(履いてますよ) 1つ年下。見ているだけで楽しい言動がディズニーな人。ビッグラブ。 ※時々X(又の名をTwitter)にて夫への愛が爆発傾向。 仕事 役所でおじいおばあのよろず相談対応(社会福祉士+事務) 10年目のベテラン勢。経験豊富すぎてヘビーな案件ほど笑ってしまう域に達している。HSPなので何

          わたしのこと〜初めましての人もそうじゃない人もカモン〜

          地獄の妊活が私に教えてくれたこと

          生真面目で繊細すぎる私たちにとって、妊活は地獄でしかなかった。 ただ子どもを授かりたい。それだけなのにどうしてこうもうまくいかないのかと。 夫婦でいることをやめたくなった。離婚話にまでなった。子どもは欲しかった。でも、きっとどこかで目には見えない何かに抑圧されていた。 世間からの「子どもは?」の言葉。 30歳になったら卵子の質は低下して、出産にもリスクが伴う。という事実。 結婚式を挙げたら子ども、ホルモン的なことは科学的に証明されていること。それも人それぞれのはずなのに。

          地獄の妊活が私に教えてくれたこと