「お金のいらない国」ブックカバーチャレンジの1冊目
昨日5/5のnote「ブックカバーチャレンジ」という7日間Facebook上で本の表紙を投稿する、という試み。
読書文化の普及に貢献するため、
好きな本を1日1冊、表紙のみアップ。
これを7日間投稿。
本の内容については説明しない。
→いちおうルールは「本の内容については説明しない」となっている。
最初は「なんでだろう?自分のお気に入りの本なら良い点やら伝えたくなっちゃうものだが?」と思った。軽くむずむずするルール。
この取り組みの発起人の意図する所を考えてみた。
なぜ「本の内容については説明しない」?
では逆に、もし『本について説明すべし!』となっていたら?
→思い入れのある本の解説は楽しいけど、やってみたら実は本を読み返したり時間と集中力が要る😅(そりゃそーだ。「本の解説」というジャンルでnoteやYouTubeで専門とされている方がいるのだし。)
たださえ「7日間毎日投稿」という縛りがある中、解説付きとなったら負担が大きすぎてチャレンジに乗る人が少数。→掲げている「読書の普及」から遠ざかる。となってしまうわ。
あと、このチャレンジはFacebookとTwitter上で流されてる所から、どちらも写真の投稿+文字情報少々のSNS→説明文を長く書くには不適な媒体。
だから語るよりも写真アップで身近な友人やフォロイー(でいいのか?follow-eeフォローしてる人)の読んでる本を見て、読書に親近感を感じて欲しい、ってことかな!と解釈。
だけどちょっと表紙だけでは落ち着かなかったのでちょっとだけ本の感想ぐらいは言いたいナー、と思ったので書かせてもらおう。ここはnoteだから。
長島龍人著「お金のいらない国」
絵本のようなほのぼのとした表紙のこの本。
お金というものが存在しない未来の世界(?)にお金を使う世界の男性が迷い込む、という設定で進むお話。
お金というものが存在しないので、
→銀行や支払い手続きなど、お金の動きを管理する仕事(金融業)も存在しない。保険会社や年金制度も無い。
→カフェやレストランは存在するけど、代金を取る、という事はなく無料のサービス。タダで食べられて、支払いなど無く店を出られる。
欲しいものは食品でも家電でも車も、住宅も、無料で手に入れることが出来る。
他の仕事においても、給料というものがない。給料を得る為に仕事をしているのではなく社会に役立つ為に行われている。
給料というものが無いのだから、給料の多い・少ないという差もない。お掃除の人も、社長も、レストランのシェフもウェイターも給料の差無し。
「職業に貴賎なし」という言葉が分かりやすく感じられる。
必要な物は無料で手に入るので泥棒という職業も無い。
→なので家にカギをかけて財産を守る、という事も無い。カギも存在しない!
また、この国の人は優しい良い人ばかり。皆争ったり奪ったりということがない。
と、いう具合に話が展開される。
ただ「お金」というものが無い、というだけでなくその周辺の仕事もない事。
金融業、保険業、会計、税務、あと泥棒さんも笑。金庫やカギ、お財布屋さんもいらなくなる。(→で、その業務に就いていた人々は、別の仕事や活動をする時間が生まれる!)
また、お金がある事で知らぬ間にその尺度で物事をとらえてしまっていた事や、「所有」の概念についても読んでいて少し混乱気味になってしまいました。
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なんと17年も前に出版されていた作品
この作品、実は2003年に出版されたもの。17年も前に出された作品というのに全く古い感じがない。先進的すぎてまだ現代は追いつけてない。
「こんな絵空事のお花畑みたいな理想の世界、なる訳ないでしょ」
なんて声が読んだ当初は頭をかすめていました。
ですが、
もし、世の中の既得権益で押さえ込まれているフリーエネルギー等の科学技術が世に発揮されたら、
もし、今この世界のお金をトップで発行している(通貨発行権を持っている)存在が心を入れ替えるなり、まともに運用してくれる機関に変わっていったら、
この本に書かれてる様な国も出来得るかも!?とワクワク妄想してしまいました。
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たった59ページしかない本
容量としては59ページしかなく、文字も大きいのですが(下の写真)、シンプルなストーリーの中に現代人が思い込んでいるお金や働く事の意義を見直させてくれる作品。
一冊がこんなに薄い!けれど、伝えるメッセージは濃い。
普通の人なら1時間あれば読み切れるボリューム(でも私はゆっくり噛み締め2〜3時間かけたかな?)
読むだけならすぐ読めるので、図書館で借りて読むのもいいかと思います(が、今は休館中ですね。開いたら!)。
↓Amazonでは今日見たら一時的に売り切れの様でした。うーん、ざんねん。
<a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/4902306166/ref=cm_sw_r_cp_api_i_S3eTEb1Y8PJJ1?&_encoding=UTF8&tag=amazonlink38-22&linkCode=ur2&linkId=ca0ebe29889e35cca933c7cedc103d7f&camp=247&creative=1211">お金のいらない国</a><img src="//ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=amazonlink38-22&l=ur2&o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />
私はこの本を知り、まず図書館でかりて読みました。ですが最近やっぱりまた読み直したくなり購入した次第。
シリーズで4巻まで出ています。
YouTubeで演劇版が観られます!
また、著者の長島龍人さんは多才な方で、演劇と落語でもこの「お金のいらない国」を伝えられています。
なんと素晴らしい語り部。
演劇18分弱の動画。2倍速再生なら9分で見られます👍
https://youtu.be/yq4_FgHbu4U
この世界の良い「行き先」を設定したい
人間が想像できることは
人間が必ず実現できる
ジュール・ヴェルヌ(作家 フランス人)
という言葉を思い出しました。
また、
思考は現実化する 〔Think and Grow Rich〕ナポレオンヒル(作家 アメリカ人)
と言います。
この「お金のいらない国」の豊か(Rich)な世界観(思考 Think)がこの地球に現実化してほしいと願うので、
1人でも多くの人に、せめて一度動画だけでも触れて欲しいです。↓
https://youtu.be/yq4_FgHbu4U
で、動画を見て素敵だなと思われたらシェアもぜひ〜! 1人か2人か3、4人位の友達に伝えてあげて下さい(笑)
今テレビや新聞は不安を煽る情報や批判、日本人同士で仲間割れをさせる様な報道
(例:過剰な「自粛してないヤツがいたぞ!けしからん!」等と、国内で仲間割れさせる仮想敵のイメージ等)なんかが無駄にいっぱい。
そんな「思考」を毎日テレビの映像で見せられ、刷り込まれて「現実化」させたくないのです。
じゃあどうやったら「お金のいらない国」が実現出来るのか?
の、具体的ステップはまだ分からないけど、まず穏やかで平和なゴールのイメージを皆で持ちたい。まず旅でもカーナビでも行き先・ゴールを素敵な所に設定するみたいに。
皆でゴールを決めれば行き方は、世の中には頭の良い人が沢山いるのだから知恵を出し合って見つけて行けるはず!
(過去に私は「インドに行く!」とゴールをオーダーしたら、私は行き方知らなかったけど旅行代理店の方〔具体的な行き方を知る、頭の良い方〕のお力によってインドに行く事が出来ましたし!きっとそんな感じ。)
で、もし「お金のいらない国」の書籍の方も機会があれば、
というか機会を作って!図書館で借りたりして読んでみて下さい。