見出し画像

【ファーストクラスで世界一周】準備編②フライト予約で世界一周目

世界一周の方法はいくつかある。
船、飛行機、またはそれらと陸路の組み合わせ。
私が選んだ世界一周の方法は飛行機での世界一周一択だ。
なぜならファーストクラスに搭乗することが今回の旅の目的のひとつだから。


①世界一周航空券

ファーストクラスは誰もが知っているようにめちゃくちゃ高い。
試しにTrip.comで明日の全日空羽田→ニューヨーク便を調べてみると202万円!
世界一周どころかワンフライトでおしまいだ。

しかしながら、ワンワールドとスターアライアンスという2つの航空連合が販売する世界一周航空券は、多くのルールに則ってフライトを組み立てないといけないものの、破格の値段でファーストクラスに搭乗することが叶う。
ワンワールド系列は日本航空が加盟し、スターアライアンス系列には全日空が加盟している。

②スターアライアンスを選んだ理由

JAL 派かANA派かと言えば、私は完全にANA派だ。
これまでの国内、海外旅行では記憶にある限りANAしか使ったことがない。

それは1985年夏の日航機墜落事故を鮮明に覚えているからかもしれない。あのニュースをスペインのホームステイ先のTVで見たので、より鮮明だ。

ただ世界一周航空券で人気があるのはワンワールドかもしれない。
私が読んだ『ファーストクラスで世界一周』の著者もワンワールドの世界一周航空券を利用していた。
とは言えここに迷いはなかった。
少々お得感が薄れようが、好きな航空会社が加盟する航空連合で行くべきだ。
何せ今回の旅の目的のひとつがフライトにあるのだから。

そして好きな航空会社のマイルを貯めて、プレミアム会員を目指したい。

③スターアライアンス世界一周航空券のルール

そもそも世界一周とは?
太平洋と大西洋を横断することらしい。
世界一周航空券のルールにもそのことが盛り込まれている。

・旅は同じ国で始まり同じ国で終わる
・地球を西回りか東回りで移動する(逆戻りはできない)
・太平洋と大西洋をそれぞれ一度渡る
・最大16フライト(但し決められたマイル内におさめる)

他にも細かいルールがたくさんあるが、大まかにはこんな感じだ。


④ルールに則って自分なりにコースを作成

何はともあれ治安の悪い危険な国や予防接種が義務付けられている国は避けることにした。
還暦女子のひとり旅は安全第一だ。

次に右回りか左回りか。
私の今回の旅のもうひとつの目的に、アメリカに住む2人の友人に会いに行くことがある。
まずはこの2人に会うために北米へ。となると必然的に右回りが決定した。

あとはなるべく多くの好きな航空会社のファーストクラスに乗れるコースを考える。
ファーストクラスはどこの路線でも飛んでいるわけではなく、飛んでいない路線ではビジネスクラスになってしまう。
必然的に大都市間を結ぶ長距離路
線を飛ぶことになる。

⑤航空券予約とその前にやったこと

私が航空券をとる前にやったことはスマホのキャリア変更だ。
固定電話との長電話に備えて通話料無料の楽天リンクを使いたかった。
3月にキャリア変更をしたのはこのためでもある。

航空券の購入の仕方にもいろいろあるのだが、私は旅行社などを介さずに直接ANAから購入することにした。
世界一周航空券の窓口はかなり混んでいると聞いていた。
最低でも1時間繋ぎっぱなしでオペレーターに繋がるのを待ち、いざ繋がったらフライトチケットを1枚ずつ注文するのに2時間程かかるらしい。

コース採りに間違いがないか確認したかったので、とりあえずの気持ちでANAに電話をしてみた。
すると奇跡的に1コールで繋がった。
1時間待ちと言われていたが即繋がり、これも縁かなと思った。

コース採りがちゃんとルールに適っているかを確認しながら、フライトチケットをひとつずつ押さえてもらうと、結局2時間の長電話になっていた。
その後もANAに電話する際に、
「この電話は東京もしくはアメリカに繋がります。」とさらっとアナウンスされる。
通話料無料じゃなかったらいくらかかっていたことやら。。。
楽天リンクで助かった。

⑥地球儀片手にまずは世界一周

こうして5月末には全ての予約が完了した。
出発までには7ヶ月以上あるので早過ぎるかと思ったが、ファーストクラスの座席は8席しかなく、もう既に席がなくてフライト日程を変更した便もあった。

旅の日数は37日間
総マイル数は36,852マイル
全15フライト(オープンジョー含む)
地球儀片手にすべての行程を決定するのにまずは世界を一周した。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集