カフェで一服『ステラおばさん』
カフェ巡りには2つの楽しみ方がある。
ひとつには馴染みのカフェでまったりすること。
そしてもうひとつには、
新しいカフェを新規開拓すること。
馴染みのカフェに行くことの良さは、
なんと言っても安心感がある。
コーヒーや紅茶の美味しさ。
隣の席との程よい間隔。
お店のスタッフも好感度が高い。
こうしたことが揃っていないと、
そもそも馴染みのカフェには昇格しないので、当然と言えば当然。
映え感は二の次だ。
私にはそんな馴染みのカフェがいくつかあるのだが、
特に思い入れの強い
しょっちゅう立ち寄るカフェに、
ステラおばさんがある。
ステラおばさんと言えばクッキー。
全国のショッピングモール内の店舗でクッキーが販売されている。
私がよく行くステラおばさんは、
天王寺の新宿ごちそうビル地下2階にあり、
カフェ併設の店舗は関西ではここだけらしい。
500円のワンコインで、
ドリンクに美味しいクッキー2枚がサービスされる。(税込495円)
勤めていた頃は、
なんとか閉店までに滑り込んで、
ここで一服してから帰宅するのがたまの楽しみだった。
ステラおばさんで美味しい紅茶とクッキーを2枚頂く。
たとえほんの少しの時間でも
仕事と家事とのスイッチの切替には、有意義な時間だった。
なかなか閉店までに間に合わず、
シャッターの前を通り過ぎることが多かったけれど。
仕事を辞めた今では、
時間を気にすることなく、
ゆっくりできることが嬉しい。
紅茶はポットティーなので、
カップにたっぷり2杯ある。
クッキーは定番商品に加えて、
季節ごとの商品が加わる。
今なら芋🍠、栗🌰、南京🎃シリーズのクッキーだ。
バスケットに全種類のクッキーを入れて席まで持ってきてくれ、
好きなクッキーを2枚選ぶ。
種類が多くて毎度悩んでしまう。
私が定番化するカフェのルールに、
途中で食器を下げないことがあるかもしれない。
特に飲物の食器を下げられて、
「ごゆっくり」と言われても、
「早くお帰りください」と言われてるようで落ち着かない。
その点、ここのステラおばさんは、
お店のお姉さんも全員おっとりしていて、
途中で食器を下げに来たりしないので、
時間を気にせずゆっくりできるのがありがたい。
コロナ禍で制限があった時も、
テーブル席の配置を工夫して、
壁向き横並びの2人掛けにしたり、
飲食時以外はマスク着用として、
なんとか営業を続けてくれた。
コロナ明けに無くなってしまったお店がたくさんある中で、
なんとかずっとここにあってくれて嬉しい。
次回は最近、新規開拓したカフェを紹介してみたい。