思いついて厄除け詣り
先日、大学時代の友人と会っていて、
「そう言えば私たち、人生最後の厄年やね!」という話になった。
初詣に神社へ行くと、
立て看板に男女それぞれの厄年が書いてあり、少し前までは確か男女共に3度の厄年が記載されていたはず。
それがここ何年か前からは、
女性だけ厄年が4回になったのだ。
数えの37歳で終わりと思っていたのに損した気分。
①4度目の厄年に初厄除け詣り
これまでは年齢的に若かったこともあり、厄除け詣りに行ったことは無かったが、
そろそろ色々と不安なことも出てくるお年頃なので、
お祓いしてもらおうということになった。
上の表を見たところ、
前厄は過ぎて本厄に突入して半分ほど来てしまったが、
2人とも9月生まれだし、まだ間に合うだろう。
お祓いは厄除けで有名なあびこ観音へ行くことにした。
日は厄除け参りに良いとされる吉日を選んで。
②あびこ観音
前日から当日の朝にかけて梅雨入り前の豪雨が発生した。
待ち合わせ時刻を30分遅らせることにしたら、ちょうど雨も止んで涼しくなった。
あびこ観音の厄除けご祈祷は、
当日、本人の前で行うのではなく、
ご本尊の聖観世音菩薩に祈祷台帳をお供えして、1年間ご祈祷を行ってくれる。
まずはお参りをしてから境内を散策した。
受付では祈祷台帳の年齢のところに数え年を書くようになっていて、
致し方なく「61歳」と書いた。
「まだ59歳なのにねー。」とちょっと不満。
③門前の蕎麦屋でランチ
神社に詣でると門前の蕎麦屋に入りたくなる。
実際、門前に良さげな蕎麦屋があった。
暖簾をくぐると中は2人掛けのテーブル席が1つと4人掛けのテーブル席が1つ。
カウンターに3席といった小じんまりとしたお店だ。
大将と女性の2人で切り盛りされている。
2人掛けのテーブルには先客がおり、
4人掛けテーブルは予約済みだったのでカウンターへ。
ミニざるそばとミニ天丼のセットを注文。
そばは硬過ぎず柔らか過ぎず、
喉越し良い私好みの美味しいそばだった。
つゆも付いていたが、備え付けの岩塩でもどうぞと言われて、
初めて塩で頂いたがこれも良かった。
天丼は後からつゆを自分でかけて頂くスタイル。
久しぶりに天ぷらを食べたが、
カラッと上がっていてさっくり軽くておいしい。
ごはんにつゆが染み込んでいなくてべっちゃっとならず、
食べるのが遅い私にはちょうど良かった。
あらかじめつゆがけされたごはんだと、ごはんがつゆを吸い込み過ぎてべちゃべちゃで辛くなるから困る。
最後につゆに蕎麦湯を入れて、
しっかり最後まで頂いた。
ごちそうさまでした。
④グラニースミスのアップルパイ
友人は夕方から薬師丸ひろ子のコンサートがあり、西宮北口へ行くと聞いていた。
西宮北口といえばグラニースミスのアップルパイだ。
アップルパイにつられてついて行くことにした。
地下鉄御堂筋線で梅田へ移動し、
阪急電車に乗り換えて西宮北口へ。
まずはアップルパイだけで一口。安定に美味しい。
溶けないうちにアイスといっしょに。まろやか。
生クリームといっしょに芳醇な味わい。
キャラメルソースをかけて味変。
一皿でいろんな味が楽しめた。
厄除け詣りにお蕎麦ランチに〆のアップルパイ。
友人は去年いろいろと大変なことがあり、人生がぐるっと変わってしまったけれど、
人生最後の厄払いがいっしょにできて良かった。
ここからは上がっていくしかない。