芋頭虾米粥 「タロイモと干しエビの中華粥」
記憶を頼りに、幼稚園と小学校時代のおやつタイムによく食べていた中華粥を再現してみた。
薬味のセロリがなくて小葱で代用したけど、全体的に味がかなり近いと思う。
干しエビの旨みと甘みがお粥に行き渡ってて、うま〜い!
エシャロットの香りと湯気に包まれて、ホクホクで香ばしい芋を噛みながら、おいしいって何度も声をあげちゃう自分は子供時代に戻れた気がした。
私の場合、幼稚園のおやつタイムにお粥を食べていた。いくつかのパターンはあったけど、このタロイモのお粥しか覚えていない。
毎日教室の外からエシャロットの香りがしてきたら、もうすぐおやつタイムだって嬉しくなる。
時間になると、食堂のおばさんがお粥を乗せた手推し車を教室に押してくる。
子供みんなが順番通りに並んで、一人ずつコップを渡してお粥を入れてもらう。
そうして、やけどしないように、こぼさないよう気をつけながら、席に戻って食べる。
みんなこういうステンレスのコップを使ってた。毎日学校に持ってきて、食べ終わったら洗う。懐かしいなー
小学校に上がった後も、1、2年間はお粥だったけど、いつからかなくなって、牛乳に代わった。
可愛くて小さな箱で、バニラ、チョコと好きな味で選べる。常温のまま。量が少ないので飲み干すに時間がかからない。
味も確かにおいしいけど、私は早く飽きてしまった。
学校からしては栄養があるし、時間も手間もかからないし最高なおやつでしょうけど、もう一回あの時に戻れたら、またタロイモ粥を食べたいな。
ちなみにタロイモはサトイモ科に属する食用イモの総称で、その地域で広く食べられるイモを指すそうです。
厦門と台湾でよく食べられるタロイモは日本のサトイモよりかなりでかいです。手のひらより大きくて、ぬめりが少なく、ホクホクな食感です。