ようのお庭

𝑳𝒐𝒗𝒆 𝑷𝒆𝒂𝒄𝒆 𝑷𝒍𝒂𝒚𝒇𝒖𝒍𝒏𝒆𝒔𝒔

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マガジン

  • ようちゃん食堂

    我が家の薬膳料理(主にスープ料理)や厦門の郷土料理をご紹介しています。 薬膳料理、東洋医学の考え方、厦門の食文化に興味がある方、どうぞごゆっくり食の旅を〜 季節とともに健やかにお過ごししましょうね☺︎

最近の記事

神社のようなカフェ

二年ぶりのマメヒコ お昼は朝撮りの野菜とキーマカレー。 少し高いけど、すっごくおいしい。 食べ始めてしばらくしたら、足からぽかぽかになって、幸せすぎてほとんどほほえみながら食べていた。 コロナの影響か、お客さんは三人ほどしかなく、 とても落ち着いていた。ぼーっとしてる間に、食材の下ごしらえの音、コーヒーマシーンの音がしていた。 ホームページ見たら、店主は神社のようなカフェを目指しているそう。人が入ったらホッと落ち着ける場所。 そのためか、コロナでピリピリしておらず、

    • ありふれた厦門人家庭の晩ごはん

      中華街以外は東京ではなかなか買えない、 でも厦門(アモイ)ではどの市場にもあるマナガツオと ド中華食材の紫菜(ムラサキノリ)と葉ニンニクを わざわざ上野から買ってきて ありふれた厦門人家庭の晩ごはんを作った。 そのまんまの味だ。 マナガツオの新鮮な甘みと香り、紫菜卵スープの素朴さが相まって、「はぁ〜」と心がほっとする美味しさ。 食べ物はこんなにも人の心を動かせるんだとしみじみ。ウェェェっと絶叫するような感覚でもなく、 静かな感動が胃袋から広がる。 故郷の厦門は沿岸

      • 芋頭虾米粥 「タロイモと干しエビの中華粥」

        記憶を頼りに、幼稚園と小学校時代のおやつタイムによく食べていた中華粥を再現してみた。 薬味のセロリがなくて小葱で代用したけど、全体的に味がかなり近いと思う。 干しエビの旨みと甘みがお粥に行き渡ってて、うま〜い! エシャロットの香りと湯気に包まれて、ホクホクで香ばしい芋を噛みながら、おいしいって何度も声をあげちゃう自分は子供時代に戻れた気がした。 私の場合、幼稚園のおやつタイムにお粥を食べていた。いくつかのパターンはあったけど、このタロイモのお粥しか覚えていない。 毎

        • 母娘関係の変革

          先日、中国にいる母とビデオトークしてた。 母は色々自慢してくる。 最近は体重増えてきたから、肌がめっちゃ白くなって 滑らかで調子がいいとか いい中医の先生を紹介してもらって、漢方薬飲み始め たら、20年の生理痛がだいぶ和らいだとか 自分の髪型が好きだとか ... ... その話を聞いててめちゃくちゃ笑った自分がいた。 母が何を言っても私は面白く感じ、 母の喜びを心から喜べた。 彼女の明るいエネルギーに癒されたに違いない。 ビデオトーク終わった後から考えると、こ

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        • ようちゃん食堂
          2本

        記事

          蝋燭を灯す時間

          寝る前に蝋燭を灯して過ごす 二週間経って思うこと。 蛍光灯をつけるということに、特に意識もしなかったくらい普通のことだったけど、 一回蝋燭と比べるとその体感の差に結構驚かされた。 蛍光灯をつけてる時の、なんかそわそわしてて、 何かをせずにいられないという感覚に気づく。  携帯触りたい  なんかの情報を取りたい  何かしようと考えて落ち着かない でも、もう休み時間なのに、??? だけど、蝋燭だけ灯すと、そう言ったそわそわが 一気に静まっていく。 何でだろう。 夜

          蝋燭を灯す時間

          単純作業はお稽古事のよう

          この数年間、色々なバイトをやってきて、その中でも特に単純作業が多かった。 レジ、色んな工場、引っ越し屋... ... やっていて思うことがあるーー 「単純作業はお稽古事みたい」 例えばラインで流れてくるケーキにいちごを乗せる仕事。簡単だが最初はパニックする。 ライン早えぇぇ あああ待っ待っ待って あああ追いつかなぁぁい あああ一個足りないィィィ とラインのスピードに慣れるのに手いっぱい。 最初はとても無駄な動きが多い割に、効率が低い。 遅れないようにして、まだ目の前

          単純作業はお稽古事のよう

          「マスクをきちんとかけなさい!!」

          7月31日のこと 図書館に座って集中して読書していたら、 トントントンと重くて早い足音と共に、突然目の前の本の上にパシャっと、紙が投げられてきた。 逆さまだったが、完璧に開いて 「マスクをきちんとかけなさい!!」と。 ... びっくりした。 意外にも、自分はイライラや悲しみや怒りは全くなく、 逆に相手から強い怒りをぶつけられて、私はただただびっくりした。 心臓のドキドキは、時間が経っても収まらない。 相当私に怒りを覚えたんでしょう。 ごめんなさい。 少し前、私は

          「マスクをきちんとかけなさい!!」

          体の声を聞きながら食べるとは?

          体の欲求を聞けるようになった♡ 食材を買う前に自分に聞く、 「何食べたい?」って。 (ここ数日、魚の卵と小松菜が無性に食べたくなってる。何故?調べとこう) 最近は魚以外のお肉はあまり食べなくなり、牛乳も去年からだんだんと飲まなくなった。どちらも自然な変化で、別にベジタリアンのためじゃない。 体が必要としないから、食べたいと思わないだけ。 タンパク質とかカルシウムとかが毎日〜g必要だから、毎日摂取しなきゃというのは、ちょっと違うなと思う。もちろん筋トレとかは例外かもしれ

          体の声を聞きながら食べるとは?

          ハ鼻なは鼻な

          夕方頃のお腹をすかせる誘惑 目が覚めるカレーのスパイス 季節を知らせる草花 春と秋の匂いは違うの  楽器の共鳴胴の中の匂い いつまでも嗅いでいたい 通りすがりの人 知らないけど 「あ!あの人の匂いがすきだな」とこっそり嗅ぎたくなる 或いは眉間を寄せてしまうような鼻をつく香水 家の近くにあるコインランドリー  柔軟剤のふんわりした香りが漂う 目を瞑って 両肩をぐーッとあげて  一気におろす「はあ〜幸せ」と 空気熱いなー 乾燥してんなー 湿っぽいなー たまに知らない物が入

          ハ鼻なは鼻な

          自分を愛せないから、誰かに愛してもらうってことは

          久しぶりに自分にちゃんとした料理を作ってあげた。 食べている時に、ふと、いろんなことを思った。 結局のところ、自分を愛することしか全ては始まらないなと感じた。 一時期、心身とも弱ってて、 ちゃんとご飯を食べず、運動もせず、とにかく自分を責めたり、攻撃したり。 そしてすごくすごく恋人を作りたかった。 自分の心身をケアすることを疎かにして、 誰かに愛してもらおうとか、ケアしてもらおうとか思ったら、どうも相手も結局同じことを考えているのに気づく。 相手に自分を愛して欲しい、

          自分を愛せないから、誰かに愛してもらうってことは

          土に返す

          「土に返す」 wwoofでお世話になったお家のみんなは、よくこの言葉を口にしていました。 ある日、たしかお花を摘んだか何かで、「後で家の土に返してね」と言われて、 最初きょとんとしたが、慣れたらなんと優しくて、謙虚で心地良い言葉だろうと思う。 家では、コンポストを使っているため、ついその“口癖”になっているのだ。 普段生ゴミとなる野菜の皮や根元、しなって使えない野菜などを洗い場の三角コーナーに入れる。いっぱいになると大きい蓋つき桶にうつし、最後は家の土に埋める。 三

          答えがわからない 結果がどうなのかわからない そのわからないことをしょうがないこととして受け入れて 答え探しすることを諦めて とにかくできることをやってみようか どうせ今答えを知ることなんてありえないから どうせ今はやることもないから チャレンジしてみようか

          答えがわからない 結果がどうなのかわからない そのわからないことをしょうがないこととして受け入れて 答え探しすることを諦めて とにかくできることをやってみようか どうせ今答えを知ることなんてありえないから どうせ今はやることもないから チャレンジしてみようか

          虹の戦士を呼び覚ますこと

          マシマタケシさんの個展「永遠の始まり」 across the rainbow この絵はとても好きだ。違う色の泡が重なって、斜めの角度から見ると正面よりたくさんの泡が見えてきて、楽しくてしょうがない。 小さな天使の描き方は素朴で可愛い。 幸せや温かさの中に立って、世界に向かって開いている様子。大きく見せようともせず、でも自分の存在を認めているし 穏やかで、信頼して委ねている感じ。 展覧を出て、カフェスローでチャイを飲みながら、あれ???と思って、カバンを開くと、 今日届い

          虹の戦士を呼び覚ますこと

          食べることは「地味に続く投資」

          安田さんのファスティング講座で、面白い大切な視点をいただきました。 「食べることは、地味に毎日続く投資である」 ぽんといきなり大金を投げれば、リターンも大きかもしれないけど、それに比例して失敗する時の損も大きい。 これをファスティングのことでも通じる。 自分もこれまで3日間の水断食を三回やったけど、毎回ストレスでまたリバウンドしてしまう。 効果はあるけど、リバウンドも大きい。 息沈みが多いほど、本当に疲れてしまうし、体の調子がおかしくなりやすい。 それなら毎日ちゃ

          食べることは「地味に続く投資」

          五感で食の栄養をいただくということ

          藤樹の宿でファスティング二日目の記録☺️ 結構頭は冴えてるし、空腹感も四時過ぎてから感じたもので、全くしんどくないです。 朝の食は 豆乳ヨーグルトとスムージー どれも優しい味で、スッと体に溶けていく感じ スムージーは、バナナが入ってるので、口当たりはなめらかでほのかに甘~く、思わず笑みが浮かんできました。 昼食や夕食も一汁三菜。 きれいな器に、食が佇む。 お膳が目の前の運ばれてきた時、本当子供のようにぱっと目が開くような美しさで、心がわくわく躍るし、体の食べる信号「

          五感で食の栄養をいただくということ

          お金を稼ぐのは本当にお金のため?

          自分を整理していて、発見した恐ろしい思考について考察してみたいと思います。 「お金のために自分を押さえる」つまり、 「お金ファースト」という思考です。 社会の論理では、まずはお金を稼いでおかないと、楽しいことはできない。 それが大人、それが社会人だと。 だから多くの人は、今お金や時間があっても、自分の個性や本当にやりたいことを抑え続け、お金稼ぎに時間を潰し、本当のお金の稼ぎ方から目を背けてしまう。 本当はやりたくないことをやり続けストレス溜めて、子供にまでそういう絶望

          お金を稼ぐのは本当にお金のため?